旅立つ息子へ *「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品 過去の上映作品 [上映日程]7/17~30(休映:7/22、26) “ 君のために何ができるだろう”息子にすべてを捧げてきた父独り立ちのときは、突然訪れた別れとはじまりを紡ぐ、実話に基づく感動作 [解説] 監督は『ブロークン・ウィング』(02)、『僕の心の奥の文法』(10)で、史上唯一、東京国際映画祭グランプリを2度受賞したイスラエルの俊才ニル・ベルグマン。脚本家の父と弟をモデルに、弟が好んで観ていたチャップリンの傑作『キッド』で描かれる特別な絆にオマージュを捧げた。そんな親子を再現したのは、イスラエルのベテラン俳優のシャイ・アヴィヴィと、無名の新人ノアム・インベル。特にインベルのリアリティある演技は天才的だ。彼の父が自閉症スペクトラム施設の職員で、小さい頃から施設の友達と触れあってきた経験も味方しているとはいえ、『ギルバート・グレイプ』で一躍注目されたレオナルド・ディカプリオの再来だと、すでに国内外で評判になっている。そして、監督と俳優陣の見事な手腕でイスラエル・アカデミー賞主要賞を総ナメした。互いを信じ、思い合う姿が切なくも愛おしい。特別な絆で結ばれた2人の旅立ちに拍手を送りたくなる感動のヒューマンドラマが誕生した。 [あらすじ] 愛する息子ウリのために人生を捧げてきた父アハロンは、田舎町で2人だけの世界を楽しんできた。しかし、別居中の妻タマラは自閉症スペクトラムを抱える息子の将来を心配し、全寮制の支援施設への入所を決める。定収入のないアハロンは養育不適合と判断され、裁判所の決定に従うしかなかった。入所の日、ウリは大好きな父との別れにパニックを起こしてしまう。アハロンは決意した。「息子は自分が守る―」こうして2人の無謀な逃避行が始まった。 『旅立つ息子へ』 [2020年/イスラエル・イタリア/ヘブライ語/1.85ビスタ/94分] 監督:ニル・ベルグマン 脚本:ダナ・イディシス 出演:シャイ・アヴィヴィ、ノアム・インベル、スマダル・ヴォルフマン 英題:Here We Are 日本語字幕:原田りえ 配給:ロングライド ©︎ 2020 Spiro Films LTD. ◎公式サイト:longride.jp/musukoe Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 きまじめ楽隊のぼんやり戦争 *8月のPICK UP MOVIE Style Wars ピックアップ記事 現在上映中の作品 濱口竜介監督特集上映《映画と、からだと、あと何か》【11/1... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 フィシスの波文【11/22~28】*舞台挨拶あり/(併映)F... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 マミー【11/22~12/5】*11月の PICK UP M... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 没後20年 作家主義 相米慎二 アジアが見た、その映像世界 ... 過去の上映作品 ブリーディング・ラブ はじまりの旅 過去の上映作品 サバカン SABAKAN *「週末こども映画館」8月の選定作... 過去の上映作品 やまぶき 過去の上映作品 きっと地上には満天の星 過去の上映作品 恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~ 過去の上映作品 復讐の記憶 過去の上映作品 JOINT