アリ地獄天国 過去の上映作品 [上映日程]4/24~30(休映:4/26) *上映初日、14時の回の上映後、土屋トカチ監督による舞台挨拶を予定しています 諸事情により初日舞台挨拶は中止になりました ぼく、営業成績トップ。いま、終日シュレッダー業務。なんで? [解説] 「ブラック企業」や「ブラックバイト」といった言葉が広く認識され、大きな社会問題となった。それでも法律を無視し、不当な労働条件や長時間労働を強いる企業は後を絶たない。大企業での過労死や過労自死も記憶に新しい。政府も「働き方改革」を重要政策とし、労働環境の改善を求めるようになった。だが、新型コロナウイルスの拡大により先が見えない状況の中、いまや世界規模で失業や生活の不安が広まっている。本作は、理不尽な労働環境に置かれた30代の社員が個人加盟の労働組合に加わり、会社の改善を求めて闘った3年間の記録である。この不安定な世界で、どうしたら働き方を変えて、自らの尊厳を保ち、生きていけるのか。この映画の鑑賞体験は、あなたにそのヒントと、変革の勇気をもたらすかもしれない。 [あらすじ] とある引越会社。社員は自分たちの状況を「アリ地獄」と自嘲する。長時間労働を強いられ、事故や破損を起こせば、会社への弁済で借金漬けになるからだ。本作の主人公、西村有さん(仮名)は34歳の営業職。会社の方針に異議を唱え、一人でも入れる個人加盟の労働組合(ユニオン)に加入した。するとシュレッダー係へ配転させられ、給与は半減。さらに懲戒解雇にまで追い込まれた。ユニオンの抗議により解雇は撤回させたが、復職先はシュレッダー係のまま。会社に反省の色は見られない。西村さんは、「まともな会社になってほしい」と闘いを続け、次第にたくましく変わってゆく。本作の監督・土屋は、仕事で悩む親友の自死を防げなかった後悔とともに、3年にわたる闘いに密着する。生き残るためのロードームービー(労働映画)。結末はいかに! 『アリ地獄天国』 [2019年/日本/98分] 監督・撮影・編集・構成:土屋トカチ 構成:飯田基晴 取材協力:プレカリアートユニオン ナレーション:可野浩太郎 主題歌:マーガレットズロース「コントローラー」 配給:映像グループ ローポジション <出品・受賞歴> ・山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 日本プログラム上映 ・貧困ジャーナリズム賞2019 受賞 ・第15回トルコ国際労働者映画祭 公式上映作品 ・第20回ニッポン・コネクション(ドイツ) ニッポン・オンライン賞(観客賞)受賞 ・ピッツバーグ大学(米国) 第2回日本ドキュメンタリー映画賞 グランプリ受賞 ・門真国際映画祭2020 ドキュメンタリー部門 優秀作品賞受賞 ・福井映画祭14th 長編部門観客賞(グランプリ)受賞 ◎公式サイト:ari2591059.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 空に住む 「ケルトマラソン」開催! *こちらの企画は終了しました ピックアップ記事 現在上映中の作品 SUPER HAPPY FOREVER【11/22~12/5... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ベルナデット 最強のファーストレディ【11/22~12/5】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 エストニアの聖なるカンフーマスター【11/29~12/12】 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 戦慄せしめよ 過去の上映作品 金子文子と朴烈 *11月のPICK UP MOVIE 過去の上映作品 バウハウス100年映画祭 過去の上映作品 ブラインドスポッティング 過去の上映作品 さよならくちびる 過去の上映作品 偶然と想像 *オープンダイアログ対象作品 過去の上映作品 その砂の行方 過去の上映作品 夢みる給食 *「週末こども映画館」対象作品/うえだ子どもシネ...