風に立つ愛子さん 過去の上映作品 [上映日程]2025年3月21日(金)〜 27日(木)(休映:3/24) *3月23日(日)の14時25分からの回の上映後、藤川佳三 監督による舞台挨拶を実施致します。 前略ごめん下さいお手紙ありがとうございました津波の後 文字を書くことも出来ず、文章は浮かんでも 消しゴムで消すように消えてしまいます。難ぎをしております津波で家を流された愛子さんのそれから———8年間にわたる心と言葉の軌跡 [INTRODUCTION] 「あの津波がわたしに幸せを運んでくれたの──」 避難所の記憶を胸に、その後を生きた愛子さん8年間の記録 2011年の東日本大震災で石巻の家を津波に流された村上愛子さん、当時69歳。その出来事は天涯孤独に生きていた愛子さんの人生を大きく変えました。避難所での集団生活は、今まで知り合うこともなかった近隣の方と寝食を共にし、皆と心のつながるかけがえのない時間でした。その後、仮設住宅で7年を過ごし復興住宅へと移っていく―この映画は、震災後の8年間、愛子さんを見つめ続けたその記録です。津波を「津波様」と呼び、震災が幸せを運んでくれたと言う愛子さん。被災者とひとくくりにできない、ひとつの人生がここに映っています。 東日本大震災から14年。能登半島地震から1年。 高齢化が進む日本で、今こそ被災について思いを巡らす。 監督は、2012年に公開した『石巻市立湊小学校避難所』を制作した藤川佳三。避難所で出会った愛子さんの明るく奔放な性格に魅了された藤川は、それから断続的に石巻に通い愛子さんが亡くなるまでカメラに収めていきました。 高齢者の独り暮らし、それに伴う孤独死の問題は、「おひとりさま」という言葉で、すでに社会問題化しています。身寄りのない高齢者が、住む家を失い避難所で集団生活を送ったり、仮設住宅や復興住宅で、新しい近隣との付き合いの中で暮らしていくことは、いかに孤独で心身に負担を与えるのか。本作を観ることで、改めて被災とその後の生活について思いを巡らすきっかけになればと願います。 『風に立つ愛子さん』 [2024年/日本/16:9/ステレオ/79分] 監督・撮影:藤川佳三 出演:村上愛子、石川ゆきな、湊小学校避難所の人々、石巻市仮設住宅の人々 配給:ブライトホース・フィルム © 2024 IN&OUT [上映時間] [公式サイト] aikosan.brighthorse-film.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 あの歌を憶えている【4/18~5/1】 『アリランラプソディ』舞台挨拶付き上映 実施のお知らせ。 ピックアップ記事 現在上映中の作品 愛を耕すひと【4/4~21】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 BAUS 映画から船出した映画館【4/19~】*上田映劇ロケ... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ノー・アザー・ランド 故郷は他にない【4/11~24】*アカ... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 オーガスト・マイ・ヘヴン 過去の上映作品 女性上位時代 過去の上映作品 遺灰は語る 過去の上映作品 ナナメのろうか *併映『one morning』『わたし/あ... 過去の上映作品 オルジャスの白い馬 過去の上映作品 小説家の映画 *7月のPICK UP MOVIE/8月のオー... 過去の上映作品 花咲くころ 過去の上映作品 距ててて