みとりし

過去の上映作品
[上映日程]11/24 *上映後、本作にご出演の西沢仁太さんと白羽弥仁監督による舞台挨拶を実施致します

“ ありがとう。そばにいてくれて。”

旅立つ人、送る人を支える“看取り士”という仕事を選んだセカンドライフがはじまる。

[解説]
温かい死を迎えるために、本人の希望する形で旅立つ人の心に寄り添いながら見届ける「看取り士」を描いたヒューマンドラマ。一般社団法人「日本看取り士会」の代表理事を務める柴田久美子さんの経験を原案に、主演も務める榎木孝明が企画から携わり映画化した。柴役を榎木、みのり役を村上穂乃佳が演じるほか、斉藤暁、つみきみほ、宇梶剛士、櫻井淳子らが脇を固める。監督は『ママ、ごはんまだ?』の白羽弥仁。

[あらすじ]
柴久生は同僚の死を軽んじる上司に嫌気がさして退職した後、岡山県高梁市の看取りステーションに勤めている。余命いくばくもない人々に寄り添い、最期の希望を出来るだけ叶え、その時を一緒に過ごしていく看取り士として、第二の人生を歩む久生。そんな彼のもとに、23才の新人・高村みのり(村上穂乃佳)が赴任し、久生や地域の診療所の医師たちと連携しながら様々な死と向き合っていく。ある日、三人の子供を持ちながら若くして余命宣告を受けた母親を受け持つことになり、幼い頃に母親を亡くしたみのりは葛藤。そんな彼女に対し、久生は看取り士としてその母親をどう向き合えばよいか、温かく導こうとする。

【看取り士とは】
最期の旅立ち、家族とともに、そしてもしかしたら一人で逝く時、住み慣れた家、希望する場所で残された時間を過ごすため、心を寄せ手助けをしてくれる人、それが「看取り士」である。看取り士は、医療行為はできないけれども、第三者であるが故に本人そして家族たちの不安や心配を受け止め、静かに温かく傍にいてくれる存在として、「死」を迎えるそれぞれを助けてくれる。旅立つ人の思いや愛を受けとめ、見送る人に受け渡し、納棺前までの最期に寄り添い、命のバトンをつないでいく。そんな看取り士たちの姿を映像化したのが本作『みとりし』である。

『みとりし』
[2019年/日本/カラー/110分]

出演:
榎木孝明、村上穂乃佳
高崎翔太、斉藤 暁、大方斐紗子、堀田眞三、片桐夕子、石濱 朗、仁科 貴、みかん、西沢仁太、藤重政孝、杉本有美、松永 渚、大地泰仁、白石 糸、川下大洋、河合美智子、つみきみほ、金山一彦、宇梶剛士、櫻井淳子

原案:『私は、看取り士。』柴田久美子著(佼成出版社刊)
監督・脚本:白羽弥仁
配給:アイエス・フィールド
©2019「みとりし」製作委員会

公式サイト: is-field.com/mitori-movie

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