チネチッタで会いましょう 過去の上映作品 [上映日程]12/20~30(休映:12/23) “ すべてのおかしいは幸せに通ず。 ”痛い目にあって初めて気づく大切なこと。 [INTRODUCTION] 「映画には、私たちに明るさと幸せになりたいという気持ちを再発見させる魔法の力がある。どんなことがあっても」とメッセージを寄せるナンニ・モレッティ監督の最新作は、時代の変化についていけずに痛い目にあった映画監督が失意の後に大切なことに気づくヒューマンドラマ。フェリーニやキシェロフスキ、スコセッシなど映画へのオマージュを交えながらところどころに自身の過去作品を引用して、変化の激しい世界に適応することの難しさをユーモラスに描きながらも、より良い未来を夢見ることを忘れないという温かなメッセージが込められている。作家性と娯楽性とを見事に両立し、独特のユーモアとやさしい眼差しが相互に観客をつかむ、モレッティ作品の魅力が満喫できる作品に仕上がっている。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、作品賞、監督賞、脚本賞を含む主要7部門でノミネートされている。終始笑えるコメディ作品でありながらも、人生を肯定し生きる元気を与えてくれると評判を呼び、イタリアで大ヒットを記録。自身が、製作・脚本・出演も兼ね、共演にはモレッティ作品の常連マルゲリータ・ブイや、俳優であり監督のマチュー・アマルリックなどが脇を固める。 [STORY] イタリアの映画監督ジャンニは、チネチッタ撮影所での新作撮影を目前に控えている。プロデューサーの妻が40年、いつも傍にいて映画を制作してきた。頭の中は新しい映画のアイディアでいっぱいだ。だが、順調だと思っていたのはジャンニだけだった!女優はカサヴェテスを持ち出し演出に口出し、あろうことか政治映画をラブストーリーだと言い出す始末。若い俳優のトンチンカンな発言にはあきれ言葉を失う。娘が紹介してくれたボーイフレンドは自分ほどの年齢の男性だという。あらゆることに腹がたち戸惑うばかりだ。誰にも理解されず、一人帰宅し目覚めると妻に別れを告げられてしまう。さらに仏のプロデューサーは詐欺師とわかり、資金が枯渇し撮影は止まってしまう。地位も築き尊敬されていたはずなのに。妻も娘も愛しているのに。果たして映画は完成するのか?そして、愛するものたちとの関係を修復することはできるのか? 『チネチッタで会いましょう』 [2023年/イタリア・フランス/ヴィスタサイズ/96分] 監督:ナンニ・モレッティ 脚本:フランチェスカ・マルチャーノ、ナンニ・モレッティ、フェデリカ・ポントレモーリ、ヴァリア・サンテッラ 音楽:フランコ・ピエルサンティ 撮影:ミケーレ・ダッタナージオ 出演:ナンニ・モレッティ、マルゲリータ・ブイ、シルヴィオ・オルランド、バルボラ・ボブローヴァ、マチュー・アマルリック 原題:Il sol dell’avvenire 配給:チャイルド・フィルム © 2023 Sacher Film–Fandango–Le Pacte–France 3Cinéma [上映時間] [公式サイト] child-film.com/cinecitta Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 夜のまにまに オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版 ピックアップ記事 現在上映中の作品 鹿の国【1/31~】*舞台挨拶あり/UDCast(字幕・音声... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ぼくが生きてる、ふたつの世界【1/31~2/13】*バリ... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ブラックバード、ブラックベリー、私は私。【1/31~2/20... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 過去の上映作品 Workers 被災地に起つ 過去の上映作品 マイルス・デイヴィス クールの誕生 過去の上映作品 馬三家からの手紙 過去の上映作品 ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 過去の上映作品 異端の鳥 *第 1回オープンダイアローグ選定作品 過去の上映作品 オルジャスの白い馬 過去の上映作品 梟ーフクロウー