助産師たちの夜が明ける

過去の上映作品
[上映日程]10/18~24(休映:10/21)

“ 新たな命が生まれるこの場所で、「人生」が交差する ”

あるフランスの産科病棟———戦場のような日々のなか、助産師たちは悩み、喜び、生まれてくる命を見つめ続ける

[INTRODUCTION]
本作は、若い助産師たちが出産に立ち合い、突きつけられる現実に驚きながらも成長してゆく様を、ドキュメンタリーのようなリアルなタッチで描いた感動作だ。実際の出産シーンを織り交ぜながら、観客がその場に立ち会っているかのような臨場感で描きだす。監督は『愛について、ある土曜日の面会室』(2009)がヴェネチア国際映画祭正式出品を始め、ルイ・デリュック賞等受賞のレア・フェネール。自身の家族の体験を基に、フランスのみならず、どこの国でも誰もが直面する普遍的なストーリーに、熱い共感の声が寄せられている。

[STORY]
あるフランスの産科病棟。念願の助産師の仕事に就いたソフィアとルイーズが初出勤すると、そこには想像を超える壮絶な仕事場が待っていた。常に何人もの担当を抱え走り回る助産師たち。ケアされるための十分な時間がないなか運ばれてくる緊急の産婦たち。患者の前で感傷的になるな、とルイーズがベテラン助産師ベネに厳しく叱責される一方、ソフィアは無事に出産を介助し周囲の信頼を勝ち得ていく。そんなある日、心拍数モニターの故障から、ソフィアが担当した産婦が緊急帝王切開となり、赤ん坊は命の危険にさらされる─。さらには産後行くあてのない移民母、未成年の出産、死産したカップル…生と死が隣り合わせの現場で、二人は一人前になれるのだろうか?

『助産師たちの夜が明ける』
[2023年/フランス/シネマ・スコープ/100分]
監督:レア・フェネール
出演:エロイーズ・ジャンジョー、ミリエム・アケディウ
原題:Sages-femmes/英題:MIDWIVES
配給:パンドラ/配給協力:ミカタ・エンタテインメント

[上映時間]

[公式サイト]
pan-dora.co.jp/josanshitachi

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