倭文(しづり) 旅するカジの木

過去の上映作品
[上映日程]9/27~28、10/1、3
*9月27日(金)13時30分から上映の『ほかいびと 伊那の井月』、15時40分から上映の『倭文(しづり) 旅するカジの木』の上映後、両作を監督された北村皆雄監督による舞台挨拶を実施致します

なぜ人は衣服をまとうのか・・・
化学繊維が人間の体を覆い尽くす現代に〈衣〉の神秘的な始源へとダイブするドキュメンタリー

[INTRODUCTION]
日本神話に現れる幻の織物〈倭文(しづり)〉。その白さは光の象徴とされ、邪悪なものを祓い、身体を護る神聖な力を持っていた。〈倭文〉の力の源はどこにあったのか。謎を解く鍵は、衣服の始源を担った「カジの木」が握る。中国南部を原産とするその木のルーツを遡り、台湾、インドネシアのスラウェシ島、南太平洋パプアニューギニアへ。さらに日本各地に倭文の痕跡を求めると、古代国家の重要な謎が明らかになっていく。現代の織物作家たちは〈倭文〉の創造的復元に挑む。古代の日本人が衣服に込めた力を探る知的好奇心に溢れたドキュメンタリー。映像民俗学を標榜する北村皆雄監督が5年の歳月をかけて完成。大駱駝艦を主宰する麿赤兒とアーティストのコムアイが謎めいた日本神話を再現する重要なシーンに登場。モデルの冨永愛が〈語り〉を務めた。作中の文字デザインとポスターヴィジュアルをグラフィックデザインの巨匠・杉浦康平と新保韻香が手がける。

『倭文(しづり) 旅するカジの木』
[2024年/日本/16:9/119分]
監督:北村皆雄
語り:冨永愛
神話出演:磨赤兒、コムアイ
倭文制作:山口源兵衛、石川文江、西川はるえ、妹尾直子
デザイン:杉浦康平、新保韻香
制作:三浦庸子
製作・配給:ヴィジュアルフォークロア
©️Visual Folklore Inc.

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