風が吹くとき

過去の上映作品
[上映日程]8/9~15(休映:8/13)

“ 100年後も残したい歴史的名作 ”

核戦争の脅威を描き、世界的なセンセーションを巻き起こしたイギリス製アニメーション
大島渚監督による日本語(吹替)版のリバイバル上映が決定

[INTRODUCTION]
「スノーマン」「さむがりやのサンタ」で知られるイギリスの作家・イラストレーターのレイモンド・ブリッグズによる絵本を原作に、核戦争の恐怖を描いた1986年製作の名作アニメ。監督は、長崎に住む親戚を原爆で亡くしているという日系アメリカ人のジェームズ・T・ムラカミ。音楽をロジャー・ウォーターズ、主題歌をデビッド・ボウイが手がけたことも話題。日本語吹替え版は大島渚が監修し、ジムとヒルダの声を森繁久彌と加藤治子が担当した。

[STORY]
イギリスの片田舎で暮らすジムとヒルダの平凡な夫婦。二度の世界大戦をくぐり抜け、子供を育てあげ今は老境に差し掛かった二人。ある日ラジオから、新たな世界戦争が起こり核爆弾が落ちてくる、という知らせを聞く。ジムは政府のパンフレットに従ってシェルターを作り始める。先の戦争体験が去来し、二人は他愛のない愚痴を交わしながら備える…。そして、その時はやってきた。爆弾が炸裂し、凄まじい熱と風が吹きすさぶ。すべてが瓦礫と化した中で、生き延びた二人は再び政府の教えにしたがってシェルターでの生活を始めるのだが…。

『風が吹くとき』
[1986年/イギリス/1.33:1(スタンダード)/ステレオ/85分]G
原作・脚本:レイモンド・ブリッグズ
監督:ジミー・T・ムラカミ
音楽:ロジャー・ウォーターズ
主題歌:デヴィッド・ボウイ「When The Wind Blows」
日本語(吹替)版監督:大島渚
<声の出演>ジム:森繁久彌、ヒルダ:加藤治子
原題:When the Wind Blows
配給:チャイルド・フィルム
配給協力・宣伝:プレイタイム
©︎MCMLXXXVI

[鑑賞料金]
「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,500円/その他通常通り

[上映時間]

[公式サイト]
child-film.com/kazega_fukutoki

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