JULLAY 群青のラダック

過去の上映作品
[上映日程]12/10~15(休映:12/11)
*12月10日(日)11時25分の回の上映後、本作の野村展代 監督とチベット薬草医の小川康さんによるアフタートークイベントを実施致します

“ ただただ、澄んでいる。生きている。感謝している。”

標高3700メートル、チベット仏教の最果てで過ごした日々。ただただ澄んだ空気が、くらしがありました。

[STORY]
監督:野村が写真家:佐藤⻯治さんとインド・ラダック地方を訪ね歩く。現地の生活や食文化、宗教観、家族や友人との繋がり等ラダックならではの緩やかで優しい雰囲気を映し出す。数年間に渡りラダックの人々や風景をカメラに収めてきた佐藤さんの写真に憧れを抱き、彼がかつて出会った人々と再会していく旅に同行した野村が新鮮な目線で、高地での暮らしぶりや人々の優しさ、ラダックの美しい自然を伝える。徐々にラダックの生活に馴染んでいく姿になぜか引き込まれる。何か問題が起きるわけでもなく、重大なメッセージを伝えるわけでもない。ただただ幸せで平和なラダックの暮らし。素朴で自然を愛する人々に囲まれ、少しずつ現れる感情の変化、旅路の出会いと別れ。そんな揺らぎの感覚とあたたかな気持ちが淡々と描かれている。そしてその日々が新たな「ラダックの心の風景」になっていく。

◎ラダックとは
ラダックはインド北⻄部のヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれた高山地帯でインダス川の源流域に位置する。チベット仏教最⻄端の地でもあり人々はその世界観の中で素朴で温かな暮らしを送る。ほとんどの地域が標高およそ3000メートル以上でありパシュミナ山羊の毛織物や杏の生産が盛んである。今でも多くの人々が自給自足の農耕生活営み「天空の楽園」とも呼ばれる。JULLAY(ジュレー)は「こんにちは」「ありがとう」という日常的に使われる挨拶でラダックの人々が愛する言葉である。

『JULLAY 群青のラダック』
[2022年/日本/5.1ch/54分]
企画プロデュース・監督:野村展代
撮影:佐藤⻯治
音楽:HEA / Nawang Phuntsog
音楽プロデューサー:原田泰男
編集協力:ウエダアツシ
整音:臼井勝
©2022スパイスクッキー

[鑑賞料金]
一般 ¥1,500/その他通常通り

[上映時間]

『JULLAY 群青のラダック』アフタートーク付き上映 開催のお知らせ。

[公式サイト]
ladakh-jullay-movie.com

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