柳川

過去の上映作品
[上映日程]5/6~14(休映:5/8)

「慶州」「群山」「福岡」アジアの町を独自の感性で描いてきたチャン・リュル監督最新作
〝日本のヴェニス〟福岡・柳川を舞台に日中スターが共演
———過去と孤独が交錯する人間ドラマ

[INTRODUCTION]
監督・脚本を手掛けたチャン・リュル(張律)監督は中国出身の朝鮮族で、これまで韓国映画を送り出し、ヴェネチア、カンヌ、ベルリンなど世界の映画祭で高く評価されてきた。日本でも『キムチを売る女』『慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ』『春の夢』が劇場公開された。本作は『福岡』に続く、日本を舞台にした第2作であり、中国出身だが韓国を中心に活動してきたチャン・リュル監督にとって、『豆満江』以来11年ぶりの中国語映画となる。
チュアンを演じるのは、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の“金陵十三釵”(2011)でデビューを果たし、今や中華圏で絶大な人気を誇るニー・ニー(倪妮)。兄弟を演じるシン・バイチン(辛柏⻘)とチャン・ルーイー(張魯一)は『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』(妖猫伝)でも共演している実力派俳優。さらに日本からは『アジアの天使』など国際共同制作作品にも積極的に参加している池松壮亮と、『君よ憤怒の河を渉れ』などで中国での圧倒的な知名度を誇る中野良子が出演。チャン・リュル監督にとって初めて中国スターを主演に迎えた作品であり、初めて日本人人気スターを起用した作品でもある。

[STORY]
中年になり自分が不治の病であることを知ったドンは、長年疎遠になっていた兄・チュンを日本・柳川への旅に誘う。柳川は北京語で「リウチュアン」と読み、2人が青春時代に愛した女性「柳川(リウ・チュアン)」と同じだった。20年ほど前、チュンの恋人だったチュアンは、ある日突然、姿を消してしまったが、今は柳川で暮らしているという。誰にも理由を告げずに消えた彼女の存在は、兄弟の中で解けない謎になっていた。ドンとチュンは、柳川でついにチュアンと再会するが…。

『柳川』
[2021年/中国/112分]
出演:ニー・ニー、チャン・ルーイー、シン・バイチン、池松壮亮、中野良子、新音
監督・脚本:チャン・リュル
配給:Foggy、イハフィルムズ

[上映時間]

[公式サイト]
yanagawa

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