コンパートメントNo.6 *3月のPICK UP MOVIE

過去の上映作品
[上映日程]3/11~31(休映:3/13、20、26~27)

“ 空回りするわたしを捨てて、列車に乗った———。”

世界最北端の駅へ向かう寝台列車の6 号室。最悪の出会いではじまる最愛の旅を世界が絶賛。
カンヌ映画祭グランプリをはじめ世界中で17冠の快挙!カウリスマキ監督に続くフィンランドの新たな才能が誕生!

[INTRODUCTION]
カンヌ映画祭ある視点部門で長編第1作『オリ・マキの人生で最も幸せな日』がグランプリを受賞し、輝かしい監督デビューを飾ったユホ・クオスマネン。ロサ・リクソムの同名小説を原案にした本作『コンパートメントNo.6』で、監督第2作にして同映画祭コンペ部門に選出され、堂々グランプリを獲得。フィンランド・アカデミー賞と言われるユッシ賞では作品賞・監督賞・主演女優賞など7冠を制し、アカデミー賞®国際長編映画賞フィンランド代表選出、ゴールデングローブ賞非英語映画賞ノミネートと世界中の映画祭で17冠の快挙を遂げ、フィンランドを代表する新たな才能が誕生した。映画祭で絶賛されたセイディ・ハーラ、ユーリー・ボリソフの演技と、『動くな、死ね、甦れ!』のディナーラ・ドルカーロワの出演にも注目。
携帯もSNSもない1990年代を舞台に、アキ・カウリスマキを思い起こさせるメランコリーとオフビートなユーモア、そして雪をも溶かす純な心が、不器用で孤独な魂を結びつける愛の物語。あなたはきっと、雪深い北の街を舞台に描かれる、その結末に心をくすぐられ、微笑まずにはいられないだろう。

[STORY]
モスクワに留学中のフィンランド人学生ラウラ。彼女の、古代のペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く旅は、恋人にドタキャンされ、急遽一人旅に。そんな彼女が寝台列車6号コンパートメントに乗り合わせたのは、モスクワのインテリたちとは正反対の、粗野なロシア人労働者リョーハ。最悪の出会いから始まった、二人の長い旅の行方は……。

『コンパートメントNo.6』
[2021年/フィンランド=ロシア=エストニア=ドイツ/ロシア語・フィンランド語/シネスコサイズ/107分]G
監督・脚本:ユホ・クオスマネン
原案:ロサ・リクソム フィンランディア文学賞受賞「Compartment No.6」
脚本:リヴィア・ウルマン、アンドリス・フェルドマニス
出演:セイディ・ハーラ、ユーリー・ボリソフ、ディナーラ・ドルカーロワ、ユリア・アウグ、リディア・コスティナ、トミ・アラタロ
原題:Hytti nro 6/英題:Compartment Number 6
配給:アット エンタテインメント 
© 2021 – AAMU FILM COMPANY, ACHTUNG PANDA!, AMRION PRODUCTION, CTB FILM PRODUCTION

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