百年の夢 デジタル・リマスター版 過去の上映作品 [上映日程]1/28~2/3(休映:1/30) 老人たちの人生の年輪が刻まれた顔、顔、顔スロヴァキアの山岳地帯に暮らす老人たちの日常とその人生哲学16年の長きに渡り国外輸出禁止となっていた幻の衝撃作が30年の時を経て再びスクリーンに——— [INTRODUCTION] 『百年の夢』は1972年に完成していながら、当局により16年間もの長期に渡り輸出を禁止されていた。禁止解除後の1988年、フランスのニヨン国際映画祭グランプリを始め、ドイツのライプツィヒ国際映画祭ではドン・キホーテ賞と批評家賞を授与されるなど、世界各地の国際映画祭で上映され高く評価されているた。日本では1989年、第一回山形国際ドキュメンタリー映画祭で『老人の世界』の題名で上映された後、1992年に『百年の夢』の邦題により劇場公開。今回は新たに開発されたデジタル・リマスター版による公開となる。 東ヨーロッパ、スロヴァキアの山あいで厳しい自然や孤独と闘いながら、農作業や羊飼いを生業として暮らす老人たちの日常生活と語りを、丹念に描いた本作は、生と死についての黙想とでもいうような、哲学的世界をつくりあげている。 [STORY] スロヴァキアの山岳地帯に暮らす老人たち 老いるとは何か? それぞれの生き様が人生の終わりを照らし出す カルパチア山脈の東側、スロヴァキア南西部のファトラ山地。この痩せた土地で、厳しい自然条件や孤独と闘いながら、農業や羊飼いを生業として暮らす70歳以上の老人たち。からくり人形作りに熱中する男性。事故で歩けず25年間膝を使い暮らしてきた男性。めんどりに聖書を読み聞かせる男性。結核を患い、納屋で50年暮らすという農婦の姿は、いつか彼女自身の葬儀の写真に連なる。内なる自由をいきいきと生きる彼らにとっての愛や家族、夢、労働や人生の意義とは… 『百年の夢 デジタル・リマスター版』 [1972年/スロヴァキア/モノクロ/67分] 脚本・監督:ドゥシャン・ハナーク 撮影監督:アロイス・ハヌーセク 音楽:G・F・ヘンデル、ヴァーツラフ・ハーレク、ヨゼフ・マコヴェツ 撮影協力:ヤン・シュヴァンマイエル スティル写真:マルティン・マルティンチェク/ウラジミール・ヴァヴレク [上映時間] [公式サイト] pan-dora.co.jp/hyakunen/ Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 マッドゴッド ミスター・ランズベルギス ピックアップ記事 現在上映中の作品 祝日【11/18~28】*「週末こども映画館」対象作品 現在上映中の作品 現在上映中の作品 マミー【11/22~12/5】*11月の PICK UP M... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 箱男【11/15~28】 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 妖怪の孫 過去の上映作品 和田淳特集上映 私の秘かな動く愉しみ 過去の上映作品 クレアのカメラ 過去の上映作品 クレオの夏休み 過去の上映作品 種まく旅人~華蓮のかがやき~ 過去の上映作品 わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏 過去の上映作品 村田朋泰特集 夢の記憶装置 過去の上映作品 我が心の香港、映画監督アン・ホイ