アメリカから来た少女 *「週末こども映画館」対象作品 過去の上映作品 [上映日程]12/10~23(休映:12/12、19) “ 母の弱さは 私の弱さ 母の怖さは 私の怖さ 母の強さは 私の心に ”SARSが猛威を振るった2003年、アメリカから台湾に帰郷した13歳の少女と家族の物語。 [INTRODUCTION] 第58回金馬奨では10部門にノミネートされ、最優秀新人監督賞、最優秀撮影賞、国際批評家連盟賞や観客賞など5部門で受賞(主演女優賞にカリーナ・ラムとケイトリン・ファンが揃ってノミネートされた)。2022年の第3回台湾映画評論家協会賞でも最優秀作品賞と最優秀脚本賞を獲得。第24回台北映画祭では最優秀長編作品賞、最優秀新人賞の2部門で受賞した。オーディションで主人公に選ばれたケイトリン・ファンのみずみずしい演技が多くの人に絶賛され、金馬奨と台北映画祭のいずれも最優秀新人賞に輝いた。両親役を務めたカリーナ・ラムとカイザー・チュアンが、彼女と妹役のオードリー・リンを支えている。弱冠32歳にして才能を開花させた注目の若手女性監督ロアン・フォンイーが、SARSウィルスで揺れる2003年、台北を舞台に、乳がんになった母をもつ少女の心の軌跡を、陰影深い圧倒的な映像美で描く、半自伝的映画。「百日告別」のトム・リン監督がプロデユーサーを務めている。 [STORY] 2003年冬、母と妹とロサンゼルスで暮らしていた13歳のファンイーは、母が乳がんになったため、3人で台湾に戻ってくる。台北の中学に通い始めたファンイーは、決められた髪型や制服、苦手な中国語の授業、先生の体罰などアメリカとは違う学校生活になかなか馴染めない。幼馴染のティン以外のクラスメイトからは “アメリカン・ガール ”と呼ばれ疎外感を味わい、アメリカの友人に「ここは最悪」とメールを送る。家では母が術後の不調を訴え、9歳年下のファンアンが病気の話でファンイーを苛立たせる。家族と久々に一つ屋根で過ごすことになった父は、妻を心配し娘たちを気遣いながらも、生活のために出張で家を空けざるを得ない。母に対しやり場のない怒りを募らせるファンイーは反抗的な態度を取り続ける。そんな娘に母も感情的になり、親子の溝は広がっていく。乗馬が好きだったファンイーは、インターネットカフェに出入りして台湾の乗馬クラブを検索し、母への不満をブログに書いては気を紛らしていた。間もなく、ブログを読んだ教師からスピーチコンテストに出ることを勧められたファンイーは前向きになる。だが、コンテストの前日、発熱したファンアンがSARSの疑いで病院に隔離されてしまう。 『アメリカから来た少女』 [2021年/台湾/101分] 監督・脚本:ロアン・フォンイー 製作総指揮:トム・リン 撮影:ヨルゴス・バルサミス 出演:カリーナ・ラム、カイザー・チュアン、ケイトリン・ファン、オードリー・リン 原題:美國女孩 American Girl 配給:A PEOPLE CINEMA ©︎Splash Pictures Inc., Media Asia Film Production Ltd., JVR Music International Ltd., G.H.Y. Culture & Media (Singapore). [鑑賞料金] 「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,200円/その他通常通り [上映時間] [公式サイト] amerika_shojo 週末こども映画館について Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 夜明けまでバス停で オレの記念日 ピックアップ記事 現在上映中の作品 濱口竜介監督特集上映《映画と、からだと、あと何か》【11/1... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 箱男【11/15~28】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 SUPER HAPPY FOREVER【11/22~12/5... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 ライフ・イズ・クライミング! 過去の上映作品 宮本から君へ 過去の上映作品 僕は猟師になった 過去の上映作品 ジョン・デロリアン 過去の上映作品 モリコーネ 映画が恋した音楽家 過去の上映作品 クラユカバ *うえだ子どもシネマクラブ上映作品 過去の上映作品 夏時間 *「週末こども映画館」(GW特別選定作品)/第10回... 過去の上映作品 燃ゆる女の肖像