アリランラプソディ〜海を越えたハルモニたち〜【3/7~13】*舞台挨拶あり

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［INTRODUCTION］
映画の主人公は川崎に生きるハルモニたち（韓国語でおばあさん）。戦争に翻弄され、生きる場を求めて海を往来し、ささやかにたくましく生きてきた在日一世たちです。波乱万丈の人生を歩み、故郷・朝鮮半島への思いも貧困と差別の記憶もかたくなに封印していましたが、老いてようやく文字を学び、静かに語っています。
「戦争を語れる最後の世代、ハルモニたちの過去と今をきちんと記録しておかなければ」と、在日2世の監督・金聖雄が小さな使命を背負って完成させた作品です。
「戦争は嫌だ」、「差別はやめよう」。シンプルなテーマだからこそ世代や国を超えて広がっています。第25回（2024年）韓国/全州国際映画祭（韓国,全州）、第24回（2024年）ドイツ/フランクフルトニッポン・コネクション、第12回（2024年）韓国/仁川ディアスポラ映画祭参加作品。
「私たちは日々、映画やドラマ、音楽や食など韓国文化に魅了されています。でも、在日たちの存在、歴史がすっぽり抜け落ちている気がするんです」（金聖雄）