ほかいびと 伊那の井月【9/27~10/2】*舞台挨拶あり/北村皆雄監督 映画制作60年記念特集/ 長野県内ロケ作品

現在上映中の作品
[上映日程]9/27、29、10/2
*9月27日(金)13時30分から上映の『ほかいびと 伊那の井月』、15時40分から上映の『倭文(しづり) 旅するカジの木』の上映後、両作を監督された北村皆雄監督による舞台挨拶を実施致します

芥川龍之介に見いだされ、山頭火に慕われて、つげ義春が漫画に描いた井月

“ 信州の北の一茶あり、南に井月あり! ”

[INTRODUCTION]
芥川龍之介や山頭火・金子兜太ら日本を代表する文人から高く評価された放浪の俳人・井上井月(いのうえせいげつ)。ドキュメンタリー&フィクションの手法で、謎の多い井月の境涯を解き明かす。井月は、幕末から明治にかけて30年間、信州伊那谷で放浪し、一宿一飯のお礼に俳句を置いていく。やがて野垂れ死に同然に死ぬ。1800の俳句と聞き書から謎の生涯を明らかにした。

井上井月[いのうえ・せいげつ]

ふらりとやってきた漂泊の俳人、井月。
幕末から明治にかけて、長野県の伊那谷をおよそ30年放浪した男。家もない、家族もない、ここに一泊、あそこに二泊と一所不在を貫く。井月は、伊那の自然、風土、生活を詠う。訪れる家を寿ぎ、死者への追悼句を捧げる。乞食井月、一宿一飯のお礼にと句を置いて去る姿は、古来日本の「ほかいびと〈寿・祝人〉」を思わせる。

『ほかいびと 伊那の井月』
[2011年/日本/16:9/119分]
監督・脚本:北村皆雄
音楽:一柳慧
主演:田中泯
語り:樹木希林
製作:一般社団法人井上井月顕彰会、ヴィジュアルフォークロア

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