『どうすればよかったか?』アフタートーク “家族が家族をケアするということ” 開催のお知らせ。
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2月22日(土)10時50分からの回の上映後、アフタートーク “家族が家族をケアするということ” を開催致します。
「姉はたくさん才能を持って生まれましたが、発症してからは、それを十分に発揮することなく、ほとんど独りで生きていました」
弟であり監督の藤野知明さんのメッセージの冒頭です。統合失調症を発症してから20年間、両親に軟禁されて過ごしたお姉さんと、両親とのわかり合わなさの中で、藤野さんのまなざしには、お姉さんの尊厳を最後まで大事にしようと懸命にそこに居る身体性が映ります。人間は、独りで病気になることも独りで治っていくこともできません。そこには他者が、社会があります。家族は、ほとんどの人にとって最初の他者であり、社会です。病気や障害、育児や介護などでケアを必要とする人は、家族にとってどんな存在なのでしょうか。ケアがないと生きていかれないとき、わたしたちはわたしたちのまま共にあれるのでしょうか。家族が家族をケアするということは、どういうことなのか。
本企画は、上田市海野町商店街の劇場で駆け込み宿「やどかりハウス」や母子の育て合い「ジジバババンク!!」を開いている伊藤茶色さんと秋山紅葉さんをゲストにお迎えし、観客のみなさんとの対話を通して考え合う時間です。ぜひ、家族のことを、あなたのことを話しにいらしてください。
実施概要
『どうすればよかったか?』
アフタートーク “家族が家族をケアするということ”
[開催日]2月22日(土)
[時 間]10時50分より上映(上映後トーク、トーク終了予定13:30頃)
*上映後、館内の隣のスクリーンに移動してのアフタートークとなります。あらかじめご了承ください。
[会 場]上田映劇別館「トラゥム・ライゼ」(長野県上田市中央1-6-13)
[料 金]通常通り
[登壇者]伊藤茶色(犀の角) 秋山紅葉(やどかりハウス)
◎お問合せ
[Eメール]uedaeigeki@gmail.com
[電話番号]0268-22-0269(10:00~18:00/月曜休館)
*Eメール推奨
◎注意事項
*予約不要。当日劇場窓口にてチケットをお買い求めください
*トークのみの参加はお断り致します(できません)
▼上映作品について詳しくはこちらから
『どうすればよかったか?』