『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』アフタートーク「見えない世界を描くこと」開催のお知らせ。
『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』上映2日目の6月12日(日)13時40分からの回の上映後、シビック・リカバリー・センター望月のロジャー・マクドナルドさんと澤文也さんによるアフタートークを実施致します。
開催概要は下記の通りです。
実施概要
『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』
アフタートーク「見えない世界を描くこと」
[開催日]6月12日(日)
[時 間]上映:13時40分〜(上映後トーク/16時30分頃終了予定)
[会 場]上田映劇別館「トラゥム・ライゼ」(長野県上田市中央1-6-13)
[料 金]通常通り
[登壇者]澤文也(CRCM)、ロジャー・マクドナルド(CRCM、美術研究者)
◎お問合せ
[Eメール]uedaeigeki@gmail.com
[電話番号]0268-22-0269(10:00~18:00/月曜休館)
*なるべくEメールをご利用ください
◎登壇者プロフィール
Civic Recovery Centre Mochizuki (CRCM)
シビック・リカバリー・センター望月は、ロジャー・マクドナルド(写真右)と澤文也(写真左)によるローカルなアートプロジェクトです。ここ数年、特にヨーロッパで実践されているソーシャル・プレスクライビング(社会処方箋)と呼ばれる、アートや音楽など非医療的な支援を処方することで健康の回復を試みる考え方を活動のベースとしています。立ち上げメンバーの二人はアートキュレーションの豊富な経験を持ち、医療人類学を修めた澤と、美術史を専門とするマクドナルドがそれぞれの切り口でアプローチします。二人とも医療の専門家ではなく、むしろ芸術が持つ好奇心やユーモアの視点を大切にしています。シビック・リカバリー・センター(市民回復センター)という言葉は、イギリスを代表する音楽プロデューサー、ブライアン・イーノが提唱した概念です。このセンターは佐久や望月地域を中心に、慌ただしい日常生活に静かな環境を提供し、社会処方箋による体験を通じて穏やかなこころの状態へと促すことが目的です。センターでの処方箋は、音楽鑑賞や美術作品鑑賞をはじめ、お茶会や地域にある自然エネルギースポットへの訪問などのメニューを予定しています。また、チベット医であり薬剤師である小川康さんの森のくすり塾やアナログのSNS拠点のようなYUSHI CAFE、有機農家の長谷川治療院農業部など、地域の専門家たちとも連携しています。
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