ラ・コシーナ/厨房【7/4~】

今後の上映作品
[上映日程]2025年7月4日(金)〜 *休映:7/7、ほか

日まぐるしいこの場所で、夢見る暇はあるだろうか

NYにある観光客向けの大型レストラン。
“いつも通り”ドラマチックでカオスな一日に、とんでもない事件が起きる・・・

[INTRODUCTION]
スタッフの多くが移民で構成されたニューヨークの観光客向け大型レストラン「ザ・グリル」。本作は、その人間関係を時にユーモラスに、時に痛烈に描いたヒューマン・エンターテインメントだ。第74回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で上映され、高い評価をうけた。
原作は、イギリスの劇作家アーノルド・ウェスカーが書いた1959年初演の戯曲「調理場」。日本でも2005年に舞台演出家の蜷川幸雄の演出により「キッチン KITCHEN」として上演されるなど幾度となく舞台化されてきた作品で、映画化は本作で2度目となる。本作では舞台をニューヨークの観光客向けレストランに移し、まぶしく先進的な街と、レストランで働きながらアメリカン・ドリームを求めて滞在する移民たちの対比が全編ほぼモノクロームでスタイリッシュに描かれている。
様々なルーツを持つ彼ら/彼女らが働く笑えるほどにブラックな職場は、文化や政治の違いと資本主義が作り上げた格差ループから抜けられない人々が付かず離れずひしめき合う、この世界の縮図のようでもある。

[STORY]
ニューヨークの大型レストラン「ザ・グリル」の厨房の、いつも通り目の回るような忙しい朝。店の従業員たち全員に売上金盗難の疑いがかけられる。加えて次々に新しいトラブルが勃発し、料理人やウェイトレスたちのストレスはピークに。カオスと化した厨房での一日は、無事に終わるのだろうか…。

『ラ・コシーナ/厨房』
[2024年/アメリカ・メキシコ/英語・スペイン語/スタンダード(一部ビスタ)/5.1ch/モノクロ/139分]G
監督・脚本:アロンソ・ルイスパラシオス
原作:アーノルド・ウェスカー「調理場」
出演:ラウル・ブリオネス、ルーニー・マーラ
原題:La Cocina
配給:SUNDAE 
© COPYRIGHT ZONA CERO CINE 2023

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
sundae-films.com/la-cocina

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