ノーバディーズ・ヒーロー【5/23~】*アラン・ギロディ監督特集

今後の上映作品
[上映日程]2025年5月23日(金)〜 *休映:未定

“ 性交の中断。(いつまで?)”

アラン・ギロディ 賛否沸騰の傑作?
ソーシャルサタイア コメディー

娼婦への愛に悶絶する男と地元で起きた自爆テロ———賛否沸騰のギロディ流社会派コメディ!

[INTRODUCTION]
現代フランスを代表する映画作家にして、日本劇場未公開の異才
アラン・ギロディ監督一挙3作品、ついに公開!!

1990年に短編でデビューし、2001年の第54回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された中編第2作目が、ゴダールにその年の“カンヌの最高作”と評され、話題となったアラン・ギロディ監督。これまでに長編7作品を監督。セクシュアリティやマイノリティに対する偏見や先入観をいなし、人間の愛と欲望という普遍的なテーマを、意表を突くストーリーで描くのが特徴的だ。
今回、公開される3作品は、2024年の第77回カンヌ国際映画祭プレミア部門に選出され、カイエ・デュ・シネマのベストテン第1位に選ばれた最新作の『ミゼリコルディア』と、2022年の第72回ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾った前作『ノーバディーズ・ヒーロー』、そして、2013年の第66回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞とクィア・パルム賞を受賞し、ギロディの名を世界的に大ブレークさせた『湖の見知らぬ男』となる。日本でもギロディの名を知るファンは多くいるが、今回が初めての劇場一般公開となる。

[STORY]
冬、クリスマス前、師走の街。独身男性のメデリックは、ランニング中に見ず知らずの売春婦イザドラに一目惚れし口説くが、嫉妬深い夫の乱入で邪魔をされる。同時に市街では大規模なテロが発生── 突然メデリックのアパートに現れたアラブ系の青年セリム、仕事とプライベートの区別がないフロランス、混乱する近隣住人たちとホテルフロントの老人と少女。愛に突き進むメデリックの周りで発生する予期せぬトラブルが周辺を巻き込んでゆく。

『ノーバディーズ・ヒーロー』
[2022年/フランス/1.85:1/5.1ch/100分]
監督・脚本:アラン・ギロディ
出演:ジャン=シャルル・クリシェ、ノエミ・ルヴォウスキー、イリエス・カドリ、ミシェル・マジエロ、ドリア・ティリエ 他
配給:サニーフィルム
© 2021 CG CINÉMA / ARTE FRANCE CINÉMA / AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA / UMÉDIA

★2022年ベルリン国際映画祭パノラマ部門 オープニング作品

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
sunny-film.com/alain-guiraudie

アラン・ギロディ(Alain Guiraudie)

1964年、フランスのアヴェロン県ヴィルフランシュ=ド=ルエルグ生まれ。サスペンスにユーモアを織り交ぜた官能的で独創的な映画が特徴的。これまで、短編3作品、中編2作品、長編7作品監督している。これまでの主な受賞は、2001年ジャン・ヴィゴ賞、2013年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・監督賞とクィア・パルム賞、2024年ジャン・デリュック賞など。(2025年セザール賞受賞があればその情報も入れる)フランスで最も権威のあるカイエ・デュ・シネマ誌の年間ベストテン第1位に2013年と2024年に選出されている。最新作『ミゼリコルディア』は、フランスの劇場公開で、動員23万人を突破し、世界21カ国での公開が決まった、インディペンデント映画としては異例の大ヒットを記録している。

▼アラン・ギロディ監督作『ミゼリコルディア』『湖の見知らぬ男』についてはこちらから

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