無名の人生【6/6~】

今後の上映作品
[上映日程]2025年6月6日(金)〜 *休映:

“ 死ぬほど、生きろ。”

今まさに我々を取り巻く社会問題を背景に描く
「誰にも本当の名前を呼ばれることの無かった男」の波乱に満ちた100年の⽣涯

[INTRODUCTION]
⼈は⽣まれてから死ぬまでに、あだ名や続柄、芸名や源⽒名に、蔑称まで、いくつかの呼称を持ちながら、それぞれの⼈⽣を送っている──『無名の⼈⽣』は、全10章にそれぞれ主⼈公の「別名」を冠し、「誰にも本当の名前を呼ばれることの無かった男」の波乱に満ちた100年の⽣涯を描く壮⼤な⻑編アニメーションだ。
脚本をあえて準備せず、章ごとにタッチや⾊彩を変化させ、観る者を飽きさせない変幻⾃在なアニメーションを⽣み出したのは、短編作品がぴあフィルムフェスティバル、下北沢映画祭ほか国内の映画祭を席巻した新鋭・鈴⽊⻯也。たった⼀⼈で監督・原案・作画監督・美術監督・撮影監督・⾊彩設計・キャラクターデザイン・⾳楽・編集を兼任し、満を持しての⻑編アニメーション監督デビューを果たす。そして、声の出演は、監督たっての希望で抜擢された孤⾼のラッパー、ACE COOL。少ない台詞ながらも主⼈公の⼼の揺らぎと悲哀を繊細に表現した。そのほか、監督の孤⾼の映画作りと、唯⼀無⼆の作⾵に共鳴した“映画館に愛される実⼒派俳優たち”が集結。⻑編アニメーションの新たな傑作がここに誕⽣した。

[STORY]
仙台の団地でひっそりと暮らす、いじめられっ子の主人公。やがて彼は、ある転校生との出会いから父親の背中を追ってアイドルを夢見るように。そこから図らずも成り上がっていく主人公の美しくも悲哀に満ちた人生が、高齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争など、今まさに我々が直面する数々の問題を背景に描かれていく。「本当の名前を呼ばれることの無かった男」が最後に直面する、誰も見たことのない景色とは──。

『無名の人生』
[2024年/日本/2.35:1/5.1ch/93分]
監督・原案・作画監督・美術監督・撮影監督・色彩設計・キャラクターデザイン・音楽・編集:鈴木竜也
声の出演:ACE COOL、田中偉登、宇野祥平、猫背椿、鄭玲美、鎌滝恵利、西野諒太郎(シンクロニシティ)、中島歩、毎熊克哉、大橋未歩、津田寛治
プロデューサー:岩井澤健治
配給:ロックンロール・マウンテン/配給協力:インターフィルム
©鈴木竜也

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
mumei-no-jinsei.jp

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