Underground アンダーグラウンド【順次公開】

今後の上映作品
[上映日程]順次公開(休映:)

“ 世界が開いていく ”

小田香が三たび、カメラを向けるのは日本の“地下世界”
漆黒の暗闇に横たわる歴史を凝視する———

[INTRODUCTION]
五感を研ぎ澄ませ 異空間にダイヴせよ
地下の暗闇から、蠢く怪物のように「シャドウ(影)」が姿を現す。シャドウ(影)はある女の姿を借りて、時代も場所も超えて旅を始める。地下鉄が走る音を聞き、戦争で多くの人々が命を失ったほら穴の中で死者達の声に耳を澄ませる。そんな道行きの中、シャドウ(影)は、かつてそこで起きたことをトレースしていくようになり、湖の底に沈んだ街に向かう──。

鬼才タル・ベーラの愛弟子、小田香が描き出す、
ドキュメンタリーを遥かに超えた異形の空間

『ニーチェの馬』で知られる映画作家タル・ベーラが設立した映画学校で学んだ後、『鉱 ARAGANE』では、ボスニア・ヘルツェゴビナの炭鉱を、『セノーテ』では、メキシコ、ユカタン半島北部の洞窟内の泉と、異形の地下世界を題材に制作を続けてきた小田香が、三たび、遂に日本の地下世界にカメラを向ける。3年かけて日本各地をリサーチし、その土地に宿る歴史と記憶を辿り、土地の人々の声に耳を傾け、これまでとは全く異なる撮影体制で、地下の暗闇を16mmフィルムに焼き付けていく。その道行きには、映画作家・ダンサーの吉開菜央が、「シャドウ(影)」という存在を演じ、まるでその姿が歴史そのものであるかのように随伴する。
鼓膜がうち震えるほどの音響設計と、時折、漆黒の暗闇に揺れる眩い光がドキュメンタリーという枠を超え、我々の既成概念をぶち破る力強さで疾走していく。

『Underground アンダーグラウンド』
[2024年/日本/5.1ch/83分]
監督:小田香
出演:吉開菜央、松永光雄、松尾英雅
配給:ユーロスペース+スリーピン
©2024 trixta

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
underground-film.com

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