アンデッド/愛しき者の不在【順次公開】

今後の上映作品
[上映日程]順次公開(休映:)

“ ずっとそばにいて欲しいと思うのは、残酷ですか。”

社会からの疎外感と愛の真意を潜ませた秀逸なストーリーと、35mmフィルムで描き出された恐ろしくも静謐な映像美

[INTRODUCTION]
本作は2024年、第40回サンダンス映画祭で音楽担当が特別審査員賞を受賞、監督が審査員特別賞にノミネートされ、ノルウェーのアカデミー賞®と呼ばれるノルウェー国際映画祭のアマンダ賞で4冠・6ノミネートに輝いた話題作。テア・ヴィスタンダルの長編デビュー作であり、ノルウェーの新星監督として期待されている。また、2005年に発表した同名小説の作者で本作品の脚本を監督と共同で手掛けたのは、大ヒット映画『ぼくのエリ 200歳の少女』(’08)、『ボーダー 二つの世界』(’18)で知られるスウェーデンの鬼才ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。主演は第74回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を獲得した『わたしは最悪。』(’21)のレナーテ・レインスヴェ。実力派俳優アンデルシュ・ダニエルセン・リーや、ノルウェー国際映画祭アマンダ賞名誉賞受賞のレジェンド俳優、ビヨーン・スンクェストとベンテ・ボシュンほか、『幸せなひとりぼっち』(’15)のイラン系スウェーデン人俳優バハール・パルスほかベテラン勢が脇を固め、生と死の境目を濃密に感じさせる重厚な雰囲気を作り出している。

[STORY]
現代のオスロ。息子を亡くしたばかりのアナとその父マーラーは悲しみに暮れていた。墓地で微かな音を聞いたマーラーは墓を掘り起こし、埋められていた孫の身体を家に連れて帰る。一方、別の場所でも不思議な現象が起きていた。交通事故に遭った女性が奇跡的に蘇生したり、教会で葬儀を終えたばずの死者が家に戻ってきたり…。愛する人の生還に喜ぶ家族だが、彼らは明らかに生前とは違っていた。

『アンデッド/愛しき者の不在』
[2024年/ノルウェー・スウェーデン・ギリシャ/シネスコ/5.1ch/98分]
原作・共同脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト  
監督・共同脚本:テア・ヴィスタンダル
出演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ビヨーン・スンクェスト、ベンテ・ボシュン、バハール・パルス
原題:Håndtering av udøde
提供:東北新社
配給:東京テアトル
©MortenBrun / © 2024 Einar Film, Film i Väst, Zentropa Sweden, Filmiki Athens, E.R.T. S.A.

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
undead-movie.jp

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