ジョイランド わたしの願い【1/17~】

今後の上映作品
[上映日程]1/17~(休映:)

“ 大都市ラホールの街角で、それぞれの幸福がすれ違う——— ”

トランスジェンダー女性・ダンサーに恋をする夫、働き続けたい妻
若き夫婦が、家族への愛と自分らしく生きたいという願いの狭間で揺れ動く

[INTRODUCTION]
本作はパキスタンの新鋭サーイム・サーディク監督による初の長編映画。伝統的な価値観に縛られる若き夫婦が、自分らしく自由に生きたいという願いとの狭間で揺れ動く姿が、繊細な映像美とともに描かれる。彼らの物語に加え、父親や隣人女性など、社会の価値観に囚われ生きづらさを抱えるそれぞれの葛藤は、国と時代、性別を超えて観る者の共感を呼ぶ。パキスタン映画として初出品となったカンヌ国際映画祭で「ある視点」審査員賞とクィア・パルム賞を受賞。世界の映画祭で高く評価され、辛口批評サイト「ロッテン・トマト」でも98%(批評家スコア/7月9日時点)の支持を受ける。さらにフランスやアメリカ、イギリスでも大ヒットを記録するが、本国では保守系団体から反発を受け、上映禁止となる事態に。しかしノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイや俳優リズ・アーメッドらからの支援もあり、上映が実現したことでも注目された。残念ながら、監督の地元であり本作の舞台である、ラホールが属するパンジャーブ州においてのみ、いまだに上映が禁止されている。

[STORY]
大都市ラホール、保守的な中流家庭ラナ家は3世代で暮らす9人家族。次男で失業中のハイダルは、厳格な父から「早く仕事を見つけて男児を」というプレッシャーをかけられていた。妻のムムターズはメイクアップの仕事にやりがいを感じ、家計を支えている。ある日ハイダルは、就職先として紹介されたダンスシアターでトランスジェンダー女性ビバと出会い、パワフルな生き方に惹かれていく。その「恋心」が、穏やかに見えた夫婦とラナ家の日常に波紋を広げてゆく──

『ジョイランド わたしの願い』
[2022年/パキスタン/パンジャーブ語・ウルドゥー語/1.33:1/5.1ch/127分]
監督・脚本:サーイム・サーディク
出演:アリ・ジュネージョー、ラスティ・ファルーク、アリーナ・ハーンほか
英題:JOYLAND
© 2022 Joyland LLC

◎第95回 米アカデミー賞国際長編映画賞 パキスタン代表 ショートリスト選出作品
◎第75回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門審査員賞受賞 & クィア・パルム賞受賞
◎2023年 インディペンデント・スピリット賞 外国映画賞受賞

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
joyland-jp.com

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