江里はみんなと生きていく【12/27~30】*UDCast対応

今後の上映作品
[上映日程]12/27~30

“ 大丈夫、ひとりじゃないよ ”

重い障害のある江里さんと母の良枝さん。そして、ケアスタッフの12年の記録。

[INTRODUCTION]
西田江里さん 生まれも育ちも千葉県浦安。オシャレと絵を描くのが大好きな22歳です。重い障害を持つ江里さんは、母・良枝さんと自宅で暮らしています。24時間365日の介助が必要で、家族だけで命を守ることができません。日常を支えているのはケアスタッフ。車いすを押してもらって買い物に行ったり、リサイクルショップで一緒に働いたり、外食したりと、楽しくも忙しい毎日を送っています。そんな江里さんにカメラが密着。12年という撮影期間のなかで、様々な出来事が起こります。気管切開して人工呼吸器を装着するか否かの選択を迫られたり、母から自立してひとり暮らしを始めたり楽しいしい暮らしぶりだけではなく、医療的ケアが必要になっていく不安や葛藤も映し出していきます。さらに、新米だったケアスタッフも成長し、結婚・出産という人生の転機にも立ち会います。長い時間を共有するなかで、単にケアをする・されるといった立場をこえて、ともに生きる関係性を育んでいく江里さんと仲間たち。一人一人のいくつもの人生の局面をあたたかい眼差しで映像にとどめ、その営みに生きる希望を見出したドキュメンタリーです。
監督は、フィリピン人女性との結婚生活を自ら記録したデビュー作『妻はフィリピーナ』(1994)で第34回日本映画監督協会新人賞を受賞し、2作目の『もっこす元気な愛』(2005)では、重度の身体障害者とその恋人・友人を取り巻く愛と友情を描いた寺田靖範。12年という長い年月、西田家の暮らしを記録し、見つめ続けた先には、人が生きる歓びと関わる人たちそれぞれの人生が交差する瞬間が訪れます。作品を発表するごとに、様々な「愛のカタチ」を描き続けてきた寺田監督の19年ぶりの最新作です。

『江里はみんなと生きていく』
[2024年/日本/91分]
監督:寺田靖範
語り:西田良枝
音楽:飯田俊明
撮影:水戸孝造
題字:八田芝翠
プロデューサー:島田隆一、二見幸
配給・宣伝:おもしろ制作
配給・宣伝協力:JyaJya Films
©おもしろ制作

[上映時間]

[公式サイト]
eri-movie.com

ピックアップ記事

関連記事一覧

Facebook