正義の行方 過去の上映作品 [上映日程]10/11~17(休映:10/15) “ これは私たちの「羅生門」 ”死刑が執行されたいまも多くの謎につつまれた「飯塚事件」〈真実〉と〈正義〉がぶつかりあう圧巻のドキュメンタリー [INTRODUCTION] いまも〈真相〉は、あの森を彷徨(さまよ)う 「飯塚事件」とは何だったのか? 1992年に福岡県飯塚市で2人の女児が殺害された「飯塚事件」。DNA型鑑定などによって犯人とされた久間三千年(くま・みちとし)は、2006年に最高裁で死刑が確定、2008年に福岡拘置所で刑死した。“異例の早さ”だった。翌年には冤罪を訴える再審請求が提起され、事件の余波はいまなお続いている。 本作は、弁護士、警察官、新聞記者という立場を異にする当事者たちが語る──時に激しく対立する〈真実〉と〈正義〉を突き合わせながら事件の全体像を多面的に描き、やがてこの国の司法の姿を浮き彫りにしていく。 “オールドメディア”の存在意義をかけて 文化庁芸術祭大賞受賞の傑作ドキュメンタリー、ついに映画化! 極めて痛ましく、しかも直接証拠が存在しない難事件の解決に執念を燃やし続けた福岡県警。久間の無実を信じ、“死刑執行後の再審請求”というこの上ない困難に挑み続ける弁護団。さらに、圧巻は事件発生当初からの自社の報道に疑問を持ち、事件を検証する調査報道を進めた西日本新聞社のジャーナリストたち。その姿勢は、マスメディアへの信頼が損なわれ、新聞やテレビなどの“オールドメディア”がビジネスモデルとしても急速に翳りを見せる今日、たしかな希望として私たちの心を捉える。 誰の〈真実〉が“本当”なのか? 誰の〈正義〉が“正しい”のか? スクリーンを見つめる私たちは、深く暗い迷宮のなかで、人が人を裁くことの重さと向き合うことになる。 『正義の行方』 [2024年/日本/158分] 監督:木寺一孝 制作統括:東野真 撮影:澤中淳 音声:卜部忠 照明:柳守彦 音響効果:細見浩三 編集:渡辺政男 制作協力:北條誠人(ユーロスペース) プロデューサー:岩下宏之 特別協力:西日本新聞社 協力:NHKエンタープライズ テレビ版制作・著作:NHK 制作:ビジュアルオフィス・善 製作・配給:東風 [上映時間] 10月の PICK UP MOVIE ! 『正義の行方』 [公式サイト] seiginoyukue.com ©NHK Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 革命する大地 システム・クラッシャー ピックアップ記事 現在上映中の作品 オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版【12/20~3... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 チネチッタで会いましょう【12/20~30】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 フード・インク ポスト・コロナ【12/20~30】*12月の... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 Single8 過去の上映作品 アリ地獄天国 過去の上映作品 ラッキー 過去の上映作品 キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)*「週末... 過去の上映作品 “樹木希林”を生きる 過去の上映作品 クラユカバ *うえだ子どもシネマクラブ上映作品 過去の上映作品 バンクシーを盗んだ男 過去の上映作品 僕の彼女は魔法使い