MONOS 猿と呼ばれし者たち 過去の上映作品 [上映日程]2/5~18(休映:2/7、13~14) “ 楽園なのか、戦場なのか──。”時も、場所も、定かではない世界のどこか。《猿》と呼ばれた8人の若き兵士がいた──。 [解説] 前作「Porfirio」(11/日本未公開)がカンヌ国際映画祭監督週間に出品された新鋭アレハンドロ・ランデス監督の3作目は、南米・コロンビアで50年以上続いた内戦を下敷きにした物語だ。暴力の脅威にさらされ続けたコロンビアの歴史と、外界から遮断された世界で生きる少年少女兵の思春期のゆらめきを重ね合わせ、幻想的な世界観で大胆に描いた本作は、サンダンス映画祭をはじめ世界中の映画祭で喝采を浴びた。さらに、SCREEN DAILYが選ぶ2019年ベスト5では『パラサイト 半地下の家族』などの強豪を抑え1位を獲得、ギレルモ・デル・トロら名だたる映画監督や海外メディアからも絶賛の声が相次いだ。 出演するのは『キングス・オブ・サマー』の若手実力派モイセス・アリアス、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のジュリアンヌ・ニコルソン。ほかに、高地での過酷な訓練を経て選ばれた演技未経験のコロンビアの若者たちと、実際のゲリラ組織「FARC」の元戦闘員も出演している。標高4,300メートルの山頂と未開のジャングルで撮影された大自然の目を奪われる神々しさは圧巻。加えて、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でアカデミー賞にノミネートされた若き天才アーティスト、ミカ・レヴィのミニマルで特異なサウンドが、物語の寓話性と狂気性をより一層高めている。 [あらすじ] 世間から隔絶された山岳地帯で暮らす8人の兵士たち。ゲリラ組織の一員である彼らのコードネームは“モノス”(猿)。「組織」の指示のもと、人質であるアメリカ人女性の監視と世話を担っている。ある日、「組織」から預かった大切な乳牛を仲間の一人が誤って撃ち殺してしまったことから不穏な空気が漂い始める。ほどなくして「敵」の襲撃を受けた彼らはジャングルの奥地へ身を隠すことに。仲間の死、裏切り、人質の逃走…。極限の状況下、”モノス”の狂気が暴走しはじめる。 『MONOS 猿と呼ばれし者たち』 [2019年/コロンビア=アルゼンチン=オランダ=ドイツ=スウェーデン=ウルグアイ=スイス=デンマーク/スペイン語・英語/シネスコ/102分] 監督・脚本・製作:アレハンドロ・ランデス 脚本:アレクシス・ドス・サントス 撮影:ヤスペル・ウルフ 編集:ヨルゴス・モヴロプサリディス 音楽:ミカ・レヴィ 出演:モイセス・アリアス、ジュリアンヌ・ニコルソン 原題:MONOS 字幕翻訳:平井かおり 提供:ザジフィルムズ、インターフィルム 配給:ザジフィルムズ 協力:ラテンビート映画祭 (c) Stela Cine, Campo, Lemming Film, Pandora, SnowGlobe, Film i Väst, Pando & Mutante Cine [公式サイト]zaziefilms.com/monos Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 スウィート・シング *2月のPICK UP MOVIE/「週末こども映画館... 映画鑑賞 × 美味しいもの どっちも味わうお得なキャンペーン Vol.3 ... ピックアップ記事 現在上映中の作品 箱男【11/15~28】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ベルナデット 最強のファーストレディ【11/22~12/5】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ストレート・トゥ・ヘル:リターンズ【11/22~28】 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』2Kリマスター版 *「週末こ... 過去の上映作品 リング・ワンダリング 過去の上映作品 アイスと雨音 過去の上映作品 あつい胸さわぎ 過去の上映作品 愛しのアイリーン 過去の上映作品 ECMレコード-サウンズ&サイレンス 過去の上映作品 好きでも嫌いなあまのじゃく *うえだ子どもシネマクラブ上映作... 過去の上映作品 オールド・フォックス 11歳の選択