ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版 過去の上映作品 [上映日程]8/14~27(休映:8/15~16、23) “ 必要なのは2つだけ。美しい恋愛と音楽──。”セルジュ・ゲンズブール 没後30周年放送禁止となった愛の結晶不朽の名曲が彩る恋愛映画の傑作がスクリーンによみがえる [解説] 1969年にリリースされた、セルジュ・ゲンズブールの代表曲で、ジェーン・バーキンとのデュエットソング「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」。楽曲のリリース後、あまりにも官能的で大胆な内容に当時のローマ法王は激怒し非難。BBCやイタリア国営放送をはじめ、ヨーロッパのほとんどでは放送が禁止となった。それにも関わらず、イギリスでは外国語楽曲として初のシングル・チャート1位を記録。本国フランスや日本を含め、世界的に大ヒット。ラブソングの名曲として今なお愛され続けている。 映画『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』は同楽曲をモチーフに映画化された作品。映画音楽を手掛け、俳優として映画に関わっていたゲンズブールが初めてメガホンを取った。 舞台は、アメリカの田舎を彷彿とさせながらも、どことはわからない文明社会のゴミ捨て場。マイノリティが虐げられ、暴力が蔓延する世の中。そこに生きる、愛なしには生きることができない哀しい人々。随所に「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」のインストゥルメンタル版を使用し、愛の素晴らしさを美しく描き出した。 1975年のフランス公開時、ヌーベル・ヴァーグを代表する映画監督フランソワ・トリュフォーからは絶賛されるも、当時ロングヘアのイメージだったジェーン・バーキンが本作では短髪となったことはあまりに衝撃が大きく「ゲンズブールはバーキンをゴミ箱へ入れた」と酷評。また赤裸々な同性愛の描写ばかりが強調され、描かれた本質的な部分やユーモアは理解されなかった。イギリスなどでは、性表現のきわどさから上映禁止。日本でもすぐには公開されず、フランス公開から8年後の1983年に性的なシーンは修正の上、英語版で公開された。一方で、1995年のリバイバル上映時には修正が加えられたものの、大ヒット。上映されるたびに多くのファンに賞賛されてきた本作が、ゲンズブール没後30年となる今年、待望の4K完全無修正版となり、オリジナル版で鮮やかに美しくよみがえる。 ジョニーを演じるのはジェーン・バーキン。今なお歌手、女優としても活躍。ファッションアイコンとして現在も絶大な影響を及ぼし、カリスマ的人気を誇る。ロンドン行きの飛行機で偶然隣り合わせた高級メゾン・エルメスの社長が、ジェーンとの飛行中の出来事からインスパイア。そしてバック<バーキン>が生み出されたエピソードも有名。寡黙ながら知的なクラスキーを演じるのは、ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホルに見出だされた美男スター、ジョー・ダレッサンドロ。 ゲンズブールは、本作を伝説的作家ボリス・ヴィアンに捧げた。ヴィアンの代表作となった「うたかたの日々」(1947)は、フランスでは400万部を超える大ミリオンセラーとして、今なお読み継がれている。近年も、2003年に岡崎京子が同名タイトルで漫画化。2013年にはミシェル・ゴンドリーによって映画化されるなど、現代のカルチャーにも多大な影響を及ぼしている。ヴィアンは、小説家である一方、ジャズ・トランペット奏者、ジャズ評論家という顔も持っていた。1956年、ピアニストやギタリスト、バンドマスター、美術教師を経験した当時28歳のゲンズブールは、ボリス・ヴィアンのライブで感銘を受ける。その体験が作曲活動に挑戦するきっかけとなったと公言。ゲンズブールの偉業が始まる瞬間となった。 [あらすじ] トラックでゴミ回収を生業とするポーランド人のクラスキーと、イタリア人のパドヴァン。2人は、仕事仲間以上の強い絆で結ばれていた。ある日2人は、立ち寄ったカフェバーで、男の子かと見間違うほどのショートカットでボーイッシュな女の子、ジョニーと出会う。彼女は、飲んだくれでパワハラ気質の主人に反発しながらも、ほかに行き場もなく働いていた。その夜、クラスキーとジョニーはダンスパーティで意気投合。しかし、実はクラスキーはゲイだった。それでも惹かれ合う二人は身体を重ねるが…。 『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版』 [1975→2019/フランス/フランス語/カラー/90分]R18+ 監督・音楽:セルジュ・ゲンズブール 出演:ジェーン・バーキン、ジョー・ダレッサンドロ、ユーグ・ケステル、ジェラール・ドパルデュ―、ミシェル・ブランほか 原題:Je t’aime moi non plus 日本語字幕:寺尾次郎 配給・宣伝:セテラ・インターナショナル © 1976 STUDIOCANAL – HERMES SYNCHRON All rights reserved ◎公式サイト:cetera.co.jp/jetaime4K Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 時をかける少女 *「週末こども映画館」第11回選定作品/第9回「うえだ子ど... 童年往事 時の流れ ピックアップ記事 現在上映中の作品 マミー【11/22~12/5】*11月の PICK UP M... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ストレート・トゥ・ヘル:リターンズ【11/22~28】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 祝日【11/18~28】*「週末こども映画館」対象作品 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 クローブヒッチ・キラー 過去の上映作品 TITANE/チタン 過去の上映作品 異端の鳥 *第 1回オープンダイアローグ選定作品 過去の上映作品 シャンタル・アケルマン映画祭 過去の上映作品 光 過去の上映作品 ボストン市庁舎 *1月のPICK UP MOVIE 過去の上映作品 サポート・ザ・ガールズ 過去の上映作品 どん底 4Kレストア版