アウシュヴィッツ・レポート 過去の上映作品 [上映日程]8/28~9/10(休映:9/6) “ 命を懸けて、ホロコーストの真実を世界に伝える──。”勇気ある脱走者の報告書(レポート)が12万人の命を救った実話 [解説] 1942年にアウシュヴィッツに強制収容された二人の若いスロバキア系ユダヤ人は、1944年4月10日に実際に収容所を脱走し、アウシュヴィッツの内情を描いた32ページにも渡るレポートを完成させた。収容所のレイアウトやガス室の詳細などが書かれたレポートは、非常に説得力のある内容で、このレポートは「ヴルバ=ヴェッツラー・レポート(通称アウシュヴィッツ・レポート)」として連合軍に報告され、12万人以上のハンガリー系ユダヤ人がアウシュヴィッツに強制移送されるのを免れた。 本作の監督は、スロバキア人のペテル・ベブヤクが務め、第93回アカデミー賞®国際長編映画賞のスロバキア代表に選出された。脱走する二人のスロバキア人は、『オフィーリア 奪われた王国』のノエル・ツツォル、新人のペテル・オンドレイチカが熱演。二人を救済する赤十字職員には『ハムナプトラ』シリーズのジョン・ハナーが好演している。 [あらすじ] 1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。多くの囚人にとっては変わらない朝だったが、遺体の記録係をしているスロバキア人のアルフレートは、日々多くの人々が殺される過酷な収容所の実態を外部に伝えるため、同じスロバキア人のヴァルターとともに脱走を実行した。脱走が明るみになり、残された同じ収容棟の囚人らは、何日も寒空の下で立たせられ、ラウスマン伍長から執拗な尋問を受けていた。仲間の助け・想いを背負った二人は、なんとか収容所の外に脱走し、ひたすら山林を国境に向けて歩き続けた。今にも倒れてしまうほど疲弊していたが、奇跡的に助かり、赤十字によって救出された二人は、赤十字職員のウォレンにアウシュヴィッツの信じられない実態を告白しはじめた。果たして、彼らの訴えは世界に届くのか──。 『アウシュヴィッツ・レポート』 [2020年/スロバキア・チェコ・ドイツ/英・チェコ・ポーランド・スロバキア・ドイツ語/シネスコ/94分]PG-12 監督・脚本:ペテル・べブヤク 共同脚本:トマーシュ・ボンビク 製作:ラスト・シェスターク 出演:ノエル・ツツォル、ペテル・オンドレイチカ、ジョン・ハナーほか 原題:Správa 英題:The Auschwitz Report 日本語字幕:川又勝利 後援:スロバキア大使館 配給:STAR CHANNEL MOVIES ©D.N.A., s.r.o., Evolution Films, s.r.o., Ostlicht Filmproduktion GmbH, Rozhlas a televízia Slovenska, Česká televise 2021 ◎公式サイト:auschwitz-report.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 返校 言葉が消えた日 名もなき歌 ピックアップ記事 現在上映中の作品 バグダッド・カフェ 4Kレストア【12/27~】 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 “樹木希林”を生きる 過去の上映作品 コペンハーゲンに山を 過去の上映作品 ひかりの歌 過去の上映作品 あまねき旋律(しらべ) 過去の上映作品 国境ナイトクルージング 過去の上映作品 パトリシア・ハイスミスに恋して 過去の上映作品 アンダードッグ 過去の上映作品 リル・バック ストリートから世界へ