蝶の眠り【5/30~】*中山美穂 追悼リバイバル上映

今後の上映作品
[上映日程]2025年5月30日(金)〜 *休映:6/2、ほか

あなたが大切な人に残したい “記憶” は何ですか?

女性小説家が選んだ人生最終章は美しいラストストーリー

[INTRODUCTION]
本作は、チョン・ジェウン監督が、脚本・原案も手掛けた作品で、「第22回釜山国際映画祭」に招待され、2018年に日韓両国で公開された。遺伝性アルツハイマー病を宣告され、自らの余命を知る女流作家が、最後に自分の尊厳を守りながら、残る人たちに美しい記憶を残そうと静かに行動した究極の人生最終章を描いた物語。主演は中山美穂、共演に、韓国の人気俳優キム・ジェウクのほか、石橋杏奈、勝村政信、菅田俊、眞島秀和、澁谷麻美、そして、永瀬正敏が脇を務める。公開当時、中山美穂は「私が演じた涼子は50代の強い女性。時間が経つにつれ儚く脆くなっていくのですが、チョン・ジェウン監督の繊細な表現と、キム・ジェウクさんの受け止めようとしてくれたお芝居が非常に切ないです。たくさんの方に観ていただければ幸いです」とコメント。 今年の中山美穂の死去により再上映の希望が高まり、リバイバル上映が決まった。

[STORY]
50代でありながらも美しく、若い読者にも根強いファンを持つ、売れっ子の女流小説家・松村涼子。作家として成功し、満ち足りた生活を送る涼子だったが、遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、人生の終焉に向き合うことを余儀なくされる。“魂の死”を迎える前に、小説を書く以外に何かをやり遂げようと、大学で講師を務め始めた涼子。ある日、大学近くの居酒屋で、韓国人の留学生チャネと出会い、ひょんなことから涼子の執筆活動を手伝うことになる。作業を進めるうち、現実と小説の世界は混沌として交差して行き、二人も徐々に惹かれあっていくのだった。しかしアルツハイマーは容赦なく進行していく。愛と不安と苛立ちの中、涼子はチャネとの関係を精算しようと決意するのだが、その思いはチャネには受け入れがたく、二人の気持ちはすれ違っていく…。

『蝶の眠り』
[2017年/日本・韓国/日本語/5.1ch/112分]G
出演:中山美穂、キム・ジェウク、石橋杏奈、勝村政信、菅田俊、永瀬正敏、ほか
監督・脚本・原案:チョン・ジェウン
音楽監督:新垣隆
ストーリー・劇中小説:藤井清美
エンディング・テーマ曲:「朝焼けの中で」作詞・作曲・唄 根津まなみ
製作・配給:シグロ、キングレコード
配給協力:ミカタ・エンタテインメント
©2017 SIGLO,KING RECORDS, ZOA FILMS

[上映時間]
*準備中

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