映画作家 ジャンヌ・モロー【1/24~】*特集上映

今後の上映作品
[上映日程]1/24~(休映:未定)

“ 女が女の映画を作るということ ”

私は女たちを称賛している。
ありのままの姿を彼女たちに示そうと思った。
男たちが示す形ではなく———ジャンヌ・モロー

オーソン・ウェルズ、フランソワ・トリュフォー、ルイ・マル、ルイス・ブニュエルら「巨匠」「名匠」たちと共に数々の名作に携わった彼女の映画への情熱と好奇心に満ちた創造力は、「映画監督」としても発揮された。70年代から80年代にかけて作られた、女性(たち)をめぐる3つの監督作品を一挙公開!

提供:キングレコード
配給:エスパース・サロウ
宣伝:プンクテ

[公式サイト]
jeannemoreau.espace-sarou.com

[上映時間]
*準備中

上映作品

『リュミエール』 LUMIÈRE
[1976年/フランス/ヨーロピアンビスタ/102分]
監督・脚本:ジャンヌ・モロー 撮影:リカルド・アロノヴィチ 音楽:アストル・ピアソラ 出演:ジャンヌ・モロー、ルチア・ボゼー、フランシーヌ・ラセット、キャロリーヌ・カルティエ、ブルーノ・ガンツ 

サラ、ラウラ、ジュリエンヌ、キャロリーヌ。4人の「女優」たちの欲望、葛藤、そして連帯が鮮やかに描かれる監督第一作。モローが主演。タンゴを革新した作曲家アストル・ピアソラが音楽を担当。
*国内劇場初公開

LUMIÈRE © 1976 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS

『思春期』 L’ADOLESCENTE
[1979年/フランス/ヨーロピアンビスタ/94分]
監督・脚本:ジャンヌ・モロー 共同脚本:アンリエット・ジェリネク 撮影:ピエール・ゴタール 音楽:フィリップ・サルド 出演:レティシア・ショヴォー、シモーヌ・シニョレ、フランシス・ユステール、ジャック・ヴェベール、エディット・クレヴェール 

戦争の影が迫る1939年。フランス中部の村で12歳のマリーが母、祖母と共に過ごした。マリーは村にやってきた若き医師に恋をするが──。
*旧邦題『ジャンヌ・モローの思春期』

L’ADOLESCENTE © 1979 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS

『リリアン・ギッシュの肖像』 LILLIAN GISH
[1983年/フランス/スタンダード/59分]
監督・脚本:ジャンヌ・モロー 撮影:トーマス・ハーウィッツ、ピエール・ゴタール 出演:リリアン・ギッシュ、ジャンヌ・モロー 

1983年の夏、ニューヨーク。サイレント映画期から活躍し、ハリウッドの頂点を極めたリリアン・ギッシュとの邂逅。「歴史的女優」との対話から、その生涯と映画への情熱に迫る至高のドキュメンタリー。
*国内劇場初公開

LILLIAN GISH © 1983 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS

ジャンヌ・モロー JEANNE MOREAU

1928年1月23日、フランス・パリ生まれ。フランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)で学び、演劇活動を開始。劇団「コメディ・フランセーズ」の舞台などの経験を経て、数多くの映画に出演。フランスを代表する俳優として活躍した。その活動は国内外から高く評価され、1995年と2008年に名誉セザール賞、2003年にカンヌ国際映画祭パルム・ドール名誉賞、1992年にヴェネツィア国際映画祭栄誉金獅子賞、1997年にヨーロッパ映画賞生涯貢献賞、2000年にベルリン国際映画祭金熊名誉賞、そして、2007年には芸術文化勲章のコマンドゥールを受勲している。1971年にはシモーヌ・ド・ボーヴォワールやカトリーヌ・ドヌーヴらと共に、中絶の合法化を求める嘆願書「343人のマニフェスト」に署名。その行動は、法律(通称「ヴェイユ法」)成立へと導いた。2017年7月31日、死去。

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