自分の道 欧州ジャズのゆくえ【11/8~14】

今後の上映作品
[上映日程]11/8~14(休映:)

音楽ファンの熱い注目を集める欧州ジャズシーン。
その歴史と現在を鮮やかに記録した傑作ドキュメント!

米国での差別からヨーロッパを目指したジャズジャイアンツと彼らの蒔いた種を豊かに実らせた各国の天才奏者たち。
欧州ジャズはどのように形作られていったのか。
これは美しい映像詩として語られる、現代の音楽神話だ。

[INTRODUCTION]
ジャズが誕生して間もない20世紀初頭のニューオーリンズは、欧州文化のるつぼだった。その歴史的事実からスタートする『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』は、現在、ジャズの一大潮流となった欧州ジャズの歴史を、貴重なアーカイブ映像と欧州の巨匠ジャズメンのインタビューで鮮やかに描き出す。
米国のオリジネイターの音楽と出会い、そこから自らのジャズを作り上げたヨーロッパ各国の音楽家たち。ディジー・ガレスピーとダスコ・ゴイコビッチ、米国と欧州の2大トランペッターによる共演を筆頭に、マイルス・デイビス、ドン・チェリーらの貴重な映像に驚き、ニールス・ペデルセン、ステファーノ・ボラーニ、ティル・ブレナーら、欧州ジャズの重要アーティストのインタビューも聞き逃せない。
そして欧州ジャズレーベルの最高峰《ECM》の創設者マンフレート・アイヒャーが、同レーベルのレコーディングを指揮する姿は、音楽ファンの間で大きな話題となるだろう。
2006年に製作され、今回が日本初公開となる本作。北欧ジャズの巨匠ヤン・ガルバレクの重厚なナレーション、編集・撮影の妙、透徹した美学に貫かれた、まさに映像音楽というべき一編だ。

『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』
[2006年/ドイツ/モノクロ・カラー/88分]
監督:ユリアン・ベネディクト
出演:アリルド・アンデルセン、ゲオルグ・バゼリッツ、ジャンゴ・ベイツ、ステファノ・ボラーニ
字幕監修:ピーター・バラカン
配給:コピアポア・フィルム
©️EuroArts Entertaiment

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
jazzmovies2024.jp

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