山逢いのホテルで【12/13~26】

今後の上映作品
[上映日程]12/13~26(休映:12/16、23)

“ 心の結び目がほどけていく ”

スイスアルプスをのぞむ小さな町で、障がいのある息子をひとり育てる仕立て屋のクローディーヌ。毎週火曜日、彼女は白いワンピースを纏って山の上のホテルへと向かう——— 解放されたいすべての女性に贈る、切なさが胸を打つ大人のラブストーリー

[STORY]
スイスアルプスをのぞむ小さな町で、障がいのある息子をひとり育てる仕立て屋のクローディーヌ。毎週火曜日、彼女は山間のリゾートホテルで一人旅の男性客を選んでは、その場限りのアヴァンチュールを楽しむ、もう一つの顔を持っている。そんな中現れたある男性との出逢いが、彼女の日常を大きく揺さぶることになる。もう恋を追いかけることなど想像もしなかったクローディーヌは、再び女として目覚めようとしていた……。

[INTRODUCTION]
主演は、マチュー・アマルリック監督『バルバラ セーヌの黒いバラ』(17)でセザール賞主演女優賞に輝き、『ボレロ 永遠の旋律』(24)では圧巻のダンスを披露した、フランスの名優ジャンヌ・バリバール。熟年を迎えた女性の孤独から、息子に無償の愛を捧げる母としての優しさ、情熱的な恋に落ちる女性の可憐さまでを見事に表現する。監督・脚本を手掛けたのは、ファッションデザイナーとして活躍したのちに本作で長編監督デビューを果たした、スイスの新鋭マキシム・ラッパズ。俳優たちの魅力を掬い取る繊細な眼差しや、じっくりと時間をかけて感情の変化を紡ぎ出す演出に、長編デビュー作とは思えない手腕を発揮している。スイスの壮大な山々と湖畔に囲まれた、世界最大級のグランド・ディクサンス・ダムの麓に実在するホテルを舞台に、息子への献身的な愛と現実逃避の夢の間で揺れる女の姿を描く。切なさが溢れる、大人の恋愛映画が誕生した。

『山逢いのホテルで』
[2023年/スイス・フランス・ベルギー/フランス語/1.66:1/5.1ch/92分]
監督・脚本:マキシム・ラッパズ
出演:ジャンヌ・バリバール、トマス・サーバッハー、ピエール=アントワーヌ・デュベ、ヴェロニク・メルムー
原題:Laissez-Moi
配給:ミモザフィルムズ
© GoldenEggProduction | Paraíso Production | Fox the Fox 2023 

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
mimosafilms.com/letmego

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