テルアビブ・オン・ファイア

過去の上映作品
[上映日程]3/17~27(休映:3/23)

“ 紛争なし!爆撃なし!笑いあり! ”

人気ドラマの結末をめぐり、民族が対立!? 笑撃のラストに、世界が大絶賛!!

[解説]
2018年、ヴェネチア国際映画祭で作品賞<InterFilm部門>を受賞し、東京国際映画祭コンペティション部門でも上映するなど、世界各国の劇場を笑いに包んだ本作がいよいよ日本で公開!ドラマの脚本家見習いのサラーム役には、「パラダイス・ナウ」のカイス・ナシェフ、検問所のイスラエル軍司令官アッシ役には、テレビを中心にキャリアを持つヤニブ・ビトン。劇中のドラマで主演女優を演じるのは、「灼熱の魂」のルブナ・アザバル。監督は、「歌声にのった少年」で脚本を務め、本作でも自ら脚本を手がけた、イスラエル生まれのパレスチナ人であるサメフ・ゾアビ。

[あらすじ]
エルサレムに住むパレスチナ人青年のサラームは、パレスチナの人気メロドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の制作現場で出演者の言語指導として働いている。撮影所に通うため、毎日面倒な検問所を通らなくてはならない。ある日、サラームは検問所のイスラエル軍司令官アッシに呼び止められ、咄嗟にドラマの脚本家だと嘘をついてしまう。アッシはドラマの熱烈なファンである妻に自慢するため、毎日サラームを呼び止め、脚本に強引にアイデアを出し始める。困りながらも、アッシのアイデアが採用されたことで、偶然にも脚本家に出世することになったサラーム。しかし、ドラマが終盤に近付くにつれ、結末の脚本をめぐって、イスラエル側を良く見せたいアッシとリアリティを求めるパレスチナ側のドラマ制作陣の間で板挟みになったサラームは窮地に立たされる──。果たして、彼が最後に振り絞った“笑撃”のエンディングとは!?

『テルアビブ・オン・ファイア』
[2018年/ルクセンブルク=フランス=イスラエル=ベルギー/アラビア語=ヘブライ語/97分]
監督:サメフ・ゾアビ
脚本:サメフ・ゾアビ、ダン・クラインマン
撮影:ロラン・ブリュネ
編集:キャサリン・シュワルツ
出演:カイス・ナシェフ、ルブナ・アザバル、ヤニブ・ビトン、マイサ・アブドゥ・エルハディ、ナディム・サワラ、ユーセフ・スウェイド
原題:Tel Aviv on Fire
配給:アット エンタテインメント
© Samsa Film – TS Productions – Lama Films – Films From There – Artémis Productions C623

<主な映画祭出品、受賞歴> *2019年9月24日現在
アカデミー国際長編映画賞ルクセンブルク代表
第 75 回ヴェネチア国際映画祭 作品賞&男優賞<オリゾンティ部門>受賞
第 45 回シアトル国際映画祭作品賞受賞 /第 31 回東京国際映画祭コンペティション部門出品
第 34 回ハイファ国際映画祭 最優秀作品賞受賞/第 12 回 アジア太平洋映画賞 最優秀脚本賞受賞
第 23 回サン=ジャン=ド=リュズ国際映画祭 2018 グランプリ&ヤング審査員賞受賞/第21回サラソタ映画祭 観客賞受賞
第 59 回テッサロニキ映画祭/第 29 回 トロムソ映画祭/第 43 回香港国際映画祭/第19回パリ・イスラエル映画祭
第 47 回モントリオール・ニューシネマ祭/第 14 回チューリッヒ映画祭 コンペティション作品/第 63 回コーク映画祭
第 48 回ロッテルダム国際映画祭/第 9 回ルクセンブルク市映画祭/第 24 回ヴィリニュス国際映画祭
2019 イスラエル・アカデミー賞(オフィール賞)脚本賞受賞

◎公式サイト: at-e.co.jp/film/telavivonfire

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