70歳のチア・リーダー *やどかりシネマクラブ対象作品

過去の上映作品
[上映日程]9/9~15(休映:9/11)
*9月9日(土)19時5分の回の上映後、うえだミックスポーツクラブの荒川玲子さんをスピーカーに、アフタートークイベントを開催致します

“ 私たちを見て! ”

今、一番輝いている彼女たちの“青春物語”———

[INTRODUCTION]
フロリダを拠点とするチア・ダンス・チーム<カレンダー・ガールズ>の活動を追った本作は、練習風景や公演の様子、ポップでカラフルなヘッド・ドレスの製作現場などを捉えながら、メンバーそれぞれの日常や心のうちに一層迫っていく。
「この活動を始めて14年。後悔は何ひとつない」と言うリーダーのキャサリンだが、初め、夫はあきれていたという。ボルチモア出身の元潜入捜査官、ナンシーは、持病の胃不全麻痺のためチア・リーディングを続けられるか否かの瀬戸際にいる。髪飾りの製作者フランは、夫が彼女の活動を快く思っておらず、半年間、ノースカロライナの別荘へ連れていかれることになってしまった。子どもが家を出てシングルのパティは、「人生の目的は何?」と自問自答する。チームの音楽担当、スーは最近まで服役していたが、チームが受け入れてくれたおかげで殻を破ることができたと振り返る。
次第に映し出されていくのは、孫の世話、夫との生活、悪化していく健康状態など、それぞれが自らの問題を背負いながらも、チームを続けたいと奮闘し、涙する姿。そして互いの事情を理解し、支え合おうとするメンバー同士の友情と連帯である。ある日とうとう、ナンシーはチア・リーディングをやめる決断に迫られる。フランは、夫がいる別荘から何とか出ようとするのだが…こうしてもたらされた変化を、<カレンダー・ガールズ>たちはいかに受け止めるのか?

『70歳のチア・リーダー』
[2022年/スウェーデン=アメリカ/85分]
出演:カレンダー・ガールズ
監督:マリア・ルーフヴード&ローヴェ・マルティンセン
日本版字幕:松岡葉子
配給:パンドラ

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