流浪の月

過去の上映作品
[上映日程]1/14~27(休映:1/16、23)

“ 女児誘拐事件。その真実は、二人だけのもの。”

本屋大賞受賞の傑作小説 × 監督:李相日が描く、愛より切ない物語。

[INTRODUCTION]
実力と人気を兼ね備えた俳優・広瀬すずと松坂桃李の2人が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂が演じます。さらに、横浜流星が事件から15年後に文と再会してしまう更紗の現在の恋人・亮を、多部未華子が癒えない心の傷を抱える佐伯文に寄り添う看護師・谷あゆみを演じるほか、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明他、豪華俳優陣が脇を固めます。
いつまでも消えない“被害女児”と“加害者”という烙印を背負い、息を潜めるように生きてきた2人。誰にも打ち明けられない秘密をそれぞれに抱えたまま再会した2人が選んだ道とは──?
恋愛、友情、家族愛……そんな既存の言葉では括れない、限りなく稀有な2人の関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた『悪人』『怒り』などの李相日監督。また、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング』『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』など、世界を股にかけて活躍する美術監督・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結します。

[STORY]
雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。“傷物にされた被害女児”とその“加害者”という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて…

『流浪の月』
[2022年/日本/150分]
原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社 刊)
出演:広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明 
監督・脚本:李相日                
撮影監督:ホン・ギョンピョ
配給:ギャガ
(c)2022「流浪の月」製作委員会

[上映時間]

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