ピアノ ウクライナの尊厳を守る闘い

過去の上映作品
[上映日程]5/28~6/10(休映:5/30、6/4、6)

“ あの時、誰かがピアノを演奏していたんだ── ”

わが身も魂も捧げよう 我らの自由を得るために 
ウクライナに栄光あれ!

[INTRODUCTION]
親ロシア政権が倒れた2014年、「ユーロ・マイダン革命」
2014年2月、ウクライナの首都キーウの独立広場では、当時の親ロシア派のヤヌコビッチ政権に反対した市民らが軍や警察と衝突して多くの死傷者が出ました。ウクライナ人の尊厳を守るための闘いと言われる「ユーロ・マイダン革命」です。この革命により、ヤヌコーヴィチ大統領が失脚し、隣のロシアへ亡命することになりました。この革命によって、新たな政権の発足や、2004年憲法の復活、数ヶ月以内の臨時大統領選挙の成し遂げなど多くの成果をあげ、ウクライナの政治・社会に大きな変化をもたらしました。一方で、親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領の失脚は、ロシアの猛反発を招き、ウクライナ領のクリミア半島のロシア併合、親ロシア派武装勢力によるドンバス地方での戦争勃発、クリミア危機・ウクライナ東部紛争、そしてウクライナへのロシア侵攻へとつながっていきました。

[STORY]
2014年2月、親ロシア派の政権に抗議する市民や学生が機動隊と対峙した「ユーロ・マイダン革命」。この騒乱の真っただ中の首都キーウの独立広場で、音楽院の学生アントネッタ・ミッシェンコがバリケードにされようとしていたピアノを救い出した。厳寒の広場で若きアントネッタが演奏するショパンは人々の心をつかむ。そして世界的に有名な作曲家であるリュドミラ・チチュクや兵士のヴォロディミル、覆面の男ボーダンも演奏に加わっていく。政権側は彼らを「ピアノ過激派」と呼んだ。広場のピアノと4人の英雄は、やがてウクライナの平和革命の象徴となり、同時に権威主義的支配への抵抗となっていく。

『ピアノ ウクライナの尊厳を守る闘い』
[2015年/ポーランド/41分]
監督:ビータ・マリア・ドルィガス
撮影:ユラ:デュネイ、アレクサンダー・チューコ
編集:トーマス・チェセールスキー
音響:フランシスコ・コズラウスキー
原題:PIANO
配給:アジアンドキュメンタリーズ

[上映時間]

[鑑賞料金]
一律1,000/その他通常通り

[公式サイト]
ukraine-piano.com

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