ローラとふたりの兄

過去の上映作品
[上映日程]1/22~2/4(休映:1/24、31)

“ 家族も、人生も、ままならなくていとおしい。”

ときどき嫌になることもあるけれど、いつもそこには愛がある──。ほろ苦くて、あたたかい、家族の絆をめぐるフランス流ラブ&コメディ。

[解説]
ルーヴ監督の四作目となる本作は、作家であり脚本家のダヴィッド・フェンキノスとの再タッグ。人々の日常を精妙かつユーモラスに描いて観る者の共感を誘うと同時に、プチ・ブル(中産階級)たちの生活を捉えるカメラは皮肉なフランス社会の明暗をも浮き上がらせる。一貫して“実生活”を見つめ続けるルーヴ監督の本領を遺憾なく発揮し、繊細で味わい深い人生ドラマを紡ぎ上げた。
主人公・ローラ役を演じるリュディヴィーヌ・サニエは、兄たちを母のように世話するしっかり者の妹を等身大のキュートさで演じ、新たな魅力を発揮している。職人気質で不器用な次男・ピエール役には、幅広い役柄をこなす抜群の演技力で次々に公開作が絶えない人気俳優ジョゼ・ガルシア。また、俳優としても活躍するルーヴ監督自身が、ロマンチストで神経質な眼鏡士である長男・ブノワ役をつとめている。その他、ローラの恋人役にはラムジー・ベディア、ブノワの妻役にはポーリーヌ・クレマンなど、個性的で実力ある俳優たちの魅力を最大限に引き出して奏でる豊かなアンサンブルをご堪能あれ!

[あらすじ]
フランス西部の都市・アングレーム。弁護士のローラにはちょっと困った2人の兄がいる。眼鏡士のブノワと解体業者のピエール。三兄妹は死別した両親の墓参りで月に一度は集まることが習慣になっている。ある日、ブノワの三度目の結婚式、大遅刻をしてきたピエールの失礼なスピーチが原因で兄弟喧嘩が勃発。そんな中、ピエールは深刻な仕事のトラブルを抱え、新婚早々ブノワは妻とすれ違うことに。そして、離婚調停の依頼人だったゾエールとの恋が始まったローラは病院で“ある事実”を告げられて……。

『ローラとふたりの兄』
[2018年/フランス/105分]PG12
監督:ジャン=ポール・ルーヴ 
出演:リュディヴィーヌ・サニエ、ジョゼ・ガルシア、ジャン=ポール・ルーヴ、ラムジー・べディア、ポーリーヌ・クレマン
原題:Lola et ses frères|英題:Lola&Her Brothers|字幕翻訳:手束紀子
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
配給:サンリスフィルム、ブロードメディア
宣伝:サンリスフィルム 
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[公式サイト]
senlisfilms.jp/lola_and_bros

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