沈黙の自叙伝

過去の上映作品
[上映日程]10/21~11/2(休映:10/23、30)

“ 抑圧と裏切り 逃走と血 ”

『アウト・オブ・キリング』で描かれたインドネシアの戦慄の歴史
独裁と、血の呪縛、暴力にまみれた農村に現れた「将軍」と、
それに仕えるひとりの青年の奇妙な関係———

[INTRODUCTION]
農村に君臨する将軍と彼に仕える青年の奇妙な関係を通し、暴力と欺瞞に満ちたインドネシアの近現代史を寓話的に描いたドラマ。長編第一作となるインドネシアの新鋭マクバル・ムバラクが暴力と欺瞞に満ちたインドネシアの近現代を寓話的に描き、ヴェネチア映画祭国際映画批評家連盟賞、東京フィルメックス最優秀賞を受賞した衝撃の作品。

[STORY]
青年ラキブの父は刑務所に、兄は海外に出稼ぎに出ている。彼は、インドネシアの田舎町で何世紀にもわたり一族で仕えてきた、退役した将軍フルナが所有する空き屋敷で、たった一人の使用人として働くことになる。フルナはラキプに対して立場を超えたように親身に接し、父親代わりの存在となりつつあった。ラキブ自身もフルナのアシスタントとして、仕事と生活の中で天職を見出す。そして、地元の首長選挙に立候補した将軍の選挙キャンペーンが始まり、二人の運命も大きく動き出す。

『沈黙の自叙伝』
[2022年/インドネシア=ポーランド=ドイツ=シンガポール=フランス=フィリピン=カタール/インドネシア語/2.35:1/5.1ch/115分]
監督・脚本:マクバル・ムバラク
出演:ケビン・アルディロワ、アースウェンディ・ベニング・サワラ、スワラ・ユスフ・マハルディカ、ルクマン・サルディ
配給:ムーリンプロダクション
英題:AUTOBIOGRAPHY
(C)2022. Kawan Kawan Media, In Vivo Films, Pōtocol, Staron Film, Cinematografica, NiKo Film

◎ヴェネチア映画祭国際映画批評家連盟賞
◎東京フィルメックス最優秀賞

[上映時間]

[公式サイト]
jijoden-film.com

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