戯曲「ゴドーを待ちながら」
作/サミュエル・ベケット
Waiting for Godot / Samuel Beckett
アイルランド出身の劇作家サミュエル・ベケットによる戯曲。 野原に立つ一本の木のそばで、エストラゴンとウラジミールという2人の老浮浪者が、やって来る筈のゴドーという人物をひたすら待ち続けながら、とりとめのない会話を繰り替えしている。退屈だと言われたり、難解だと言われたりしながら、傑作として賞賛もされ、不条理演劇の代表作として演劇史にその名を残し、多くの劇作家たちに強い影響を与えた。1952年に出版され、その翌年パリで初演。