さよなら、ティラノ *「週末こども映画館」対象作品/「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品 過去の上映作品 [上映日程]12/25~29、1/2~10、15~16、22~23、29~30 “ ずっといっしょだよ。”人気絵本「ティラノサウルスシリーズ」を手塚プロダクション&強力スタッフが完全アニメーション映画化。 [解説] シリーズ累計200万部を超える宮西達也の大ヒット絵本“ティラノサウルスシリーズ”『ずっとずっといっしょだよ』『わたしはあなたをあいしています』『わたししんじてるの』(以上ポプラ社刊)を原作に、日本&中国&韓国の合作で製作、そして日本が誇るアニメーションスタジオ・手塚プロダクションがアニメーション制作を担った長編アニメーション映画、それが『さよならティラノ』です。 監督は『劇場版名探偵コナン』シリーズやアニメ版『GODZILLA』3部作などで知られる静野孔文。脚本は『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』の佐藤大、『映画クレヨンしんちゃん』シリーズのうえのきみこ、『009 RE:CYBORG』の福島直浩の共同。キャラクター原案&プロダクションデザイナー&アニメーション監督&絵コンテは『グスコーブドリの伝記』の江口摩吏介。キャラクターデザイン&総作画監督も『グスコーブドリの伝記』の三嶽理絵。音響監督は『ヱヴァンゲリオン新劇場版』シリーズや『天気の子』の山田陽など、日本アニメーション界を代表する俊英スタッフが一挙集結。 ヴォイス・キャストもティラノ役の三木眞一郎、プノン役の石原夏織を筆頭に、悠木碧、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、石塚運昇、島本須美、竹達彩奈、津田健次郎、上田燿司、柴田秀勝、斉藤貴美子などベテランから中堅、若手まで超豪華声優陣が勢ぞろい! またオープニングナレーションを原作者の宮西達也が担当しています。 そして今回、特筆すべきは世界的評価を得続ける作曲家で『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』『母と暮らせば』など映画音楽の分野でも旺盛に活躍し続ける坂本龍一が、1987年の『王立宇宙軍 オネアミスの翼』以来33年ぶりにアニメーション映画音楽を手掛けたこと! 今回は日中韓の合作スタイルへの共鳴と、作品内にこめられたテーマ性への共感、また幼い頃から手塚治虫の大ファンでもある彼は、手塚プロダクションからの依頼ということもあってオファーを快諾し、子どもから大人までときめくこと必至のゴージャズかつ壮麗な楽曲の数々を披露。ハナレグミ&コトリンゴが歌うエンディング曲『楽園をふたりで』のプロデュースも担当し、見事なまでの画と音の融合を果たしてくれています。 愛らしいものから凶暴なものまでさまざまな種類の恐竜たちが織り成す躍動感、ダイナミックなスペクタクル・シーンの数々、また「なぜプノンは空を飛べないのか?」「なぜティラノは肉食しないのか?」といった謎から浮かび上がっていく哀しいほどに繊細な心の機微、そして「果たしてこの世界に本当の楽園はあるのか?」をはじめとするシンプルかつ奥深いメッセージは、万国共通かつ老若男女を問わず見る者の胸に響きわたることでしょう。 [あらすじ] 昔むかし大昔、人間たちが生まれるよりも、もっともっと昔のお話です……。そのころ、地球には恐竜という生き物が棲んでいましたが、氷河期が近づいてきて世界は荒廃しようとしていました。独りで旅するプテラノドンの少女プノンは、乱暴なゴルゴサウルスの手下ルッチとゴッチに襲われ、食べられそうになります。空を飛んで逃げればいいのに、なぜか彼女は飛べません……。と、そこにティラノサウルスのティラノが現れました。地上最強の恐竜の出現に驚き、慌てててその場から逃げ出す手下たち。しかしその後ティラノはプノンに目もくれようとせず、木の上になっている不思議な赤い実をむしゃむしゃと食べ始めるのでした。肉食をせず暗闇を怖がるティラノを気に入ったベジタリアン(?)のプノンは、自分が赤い実がたくさんなっている地上唯一の楽園“天国”を探しながら旅していることを話し、一緒に行こうと誘います。一度は断りながらも“天国”へ導く不思議な蝶の後を独りで追いかけていくプノンのことが心配で、一緒に旅することを決めたティラノ。一方、数多くの草食恐竜=獲物が棲む“天国”の存在をゴッチらから聞かされたゴルゴサウルスの“白い悪魔”ことゴルゴは、その場所をすぐに見つけるよう命令します。やがて旅の途中、プノンとティラノは母親とはぐれておなかをすかしたトリケラトプスの子どもトプスを助けますが、何と彼は“天国”からやってきたのだと言います。トプスの道案内でようやく“天国”の入り口に辿り着いたプノンとティラノ。しかし、そこで彼らを待ち受けていたものとは……。 『さよなら、ティラノ』 [2020年/日本/97分] 原作:宮西達也 ティラノサウルスシリーズ『ずっとずっといっしょだよ』ほか(ポプラ社刊) 監督:静野孔文 音楽:坂本龍一 アニメーション・ディレクター:江口摩吏介 脚本:佐藤大、うえのきみこ、福島直浩 音響監督:山田陽 声の出演:三木眞一郎、石原夏織、悠木碧、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、宮西達也、石塚運昇 エンディング曲『楽園をふたりで』:ハナレグミ & コトリンゴ 総括プロデューサー:KANG Sangwook プロデューサー:清水義裕、KANG Minha、鈴木良美、大石光明 アニメーション制作:手塚プロダクション 製作:MediaCastle Corp. 配給:東映ビデオ ©2018 “My TYRANO” Film Partners [公式サイト] sayonara-tyrano.jp [鑑賞料金] 「週末こども映画館」対象作品につき、高校生以下¥500/お子様連れの大人1名1,200円/その他通常通り Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 【重要】2月3日(木)貸館営業に伴う上映スケジュール変更についてのお知らせ... ローラとふたりの兄 ピックアップ記事 現在上映中の作品 濱口竜介監督特集上映《映画と、からだと、あと何か》【11/1... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 マミー【11/22~12/5】*11月の PICK UP M... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 SUPER HAPPY FOREVER【11/22~12/5... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 パディントン(日本語吹替版)*「週末こども映画館」1月の選定... 過去の上映作品 ある人質 生還までの398日 過去の上映作品 エリック・クラプトン アクロス24ナイツ 過去の上映作品 独裁者たちのとき 過去の上映作品 やさしい人 過去の上映作品 ガリーボーイ 過去の上映作品 くれなずめ *第5回オープンダイアローグ選定作品 過去の上映作品 658km、陽子の旅 *やどかりシネマクラブ対象作品