街の上で *第5回オープンダイアローグ選定作品

過去の上映作品

[上映日程]6/5~25(休映:6/7、14、21)
*6月5日(土)18時からの回の上映後、今泉力哉監督による舞台挨拶を実施します。

“ 誰も見ることはないけど
 確かにここに存在してる ”

下北沢を舞台に紡ぐ
古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についての物語

[解説]
古着屋で働く荒川青は、恋人に浮気された上にフラれたが、いまだに彼女のことが忘れられない。そんな青のもとに、美大に通う女性監督から自主映画への出演依頼が舞い込む。行きつけの飲み屋では常連客から「それは“告白”だ!」とそそのかされるが──映画『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』『his』と話題作を立て続けに発表する今泉力哉が、共同脚本に漫画家・大橋裕之を迎え、オール下北沢ロケで挑んだオリジナル脚本による長編最新作。主人公の青を演じるのは 『愛がなんだ』ナカハラ役で注目を集め、本作が映画初主演となる若葉竜也。主人公・青の元恋人である雪に、『少女邂逅』の穂志もえか。青が通う古書店の店員・田辺役に、『十二人の死にたい子どもたち』の古川琴音。青に映画出演を依頼する美大生の映画監督・町子役に、『お嬢ちゃん』の萩原みのり。町子が監督を務める現場の衣装スタッフ・イハ役に、新星・中田青渚。フレッシュな実力派女優陣が物語に彩りを添え、成田凌も重要な役どころで友情出演している。また、『愛がなんだ』『退屈な日々にさようならを』『サッドティー』などでタッグを組んできた撮影・岩永洋、録音・根本飛鳥をはじめ、「今泉組」のスタッフが再結集。街の住人たちとの他愛ない会話。魅惑的な女性たちとの出会いと別れ。変わらない想いと変わりゆく街並み。どこにでもある下北沢の日常が今泉独特のユーモアと優しさに包まれながら紡がれていく。「今泉映画最高傑作」の呼び声も高い、珠玉の群像劇。

[あらすじ]
下北沢の古着屋で働いている荒川青。青は基本的にひとりで行動している。たまにライブを見たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったり。口数が多くもなく、少なくもなく。ただ生活圏は異常に狭いし、行動範囲も下北沢を出ない。事足りてしまうから。そんな青の日常生活に、ふと訪れる「自主映画への出演依頼」という非日常、また、いざ出演することにするまでの流れと、出てみたものの、それで何か変わったのかわからない数日間、またその過程で青が出会う女性たちを描いた物語。

『街の上で』
[2019年/日本/ヨーロピアン・ビスタ/モノラル/130分]
出演:若葉竜也、穂志もえか、古川琴音、萩原みのり、中田青渚、成田凌(友情出演)
監督:今泉力哉
脚本:今泉力哉、大橋裕之
主題歌:ラッキーオールドサン「街の人」(NEW FOLK / Mastard Records)
音楽:入江陽
配給:「街の上で」フィルムパートナーズ
配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS
©️「街の上で」フィルムパートナーズ

◎公式サイト:machinouede.com

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