響け! 情熱のムリダンガム

過去の上映作品

[上映日程]3/4~19(休映:3/6、13、18)
*3月12日(日)15時35分からの回の上映後、本作配給会社テンドラル(南インド料理店 なんどり 映画部門)の稲垣紀子さんによる舞台挨拶を予定しています。
*3月19日(日)の発声可能応援上映回は、静かにご鑑賞されたい方には不向きな上映回となります。また、この回は要予約回となります。ご注意ください

“ 世界はリズムであふれてる! ”

青春!音楽!衝動!この鼓動は止められない!

[INTRODUCTION]
神に奉納するインド伝統音楽の太鼓の奏者になりたいと願った太鼓職人の息子。タブーに情熱と敬意で立ち向かった先にあるものは──インド料理店がインド映画を配給!?東京・荒川区の南インド料理店“なんどり”がどうしても上映したかった熱き物語。音楽は世界的名匠、A.R.ラフマーン!インド伝統音楽の打楽器“ムリダンガム”奏者を志す青年が、カーストや伝統芸能の承継に伴う軋轢などの困難を情熱で乗り越えていく、青春音楽映画。映画『ベスト・キッド』(1984年、ジョン・G・アヴィルドセン監督)や『セッション』(2015年、デイミアン・チャゼル監督)を彷彿とさせる、熱き師弟関係も同時に描き出す。

[STORY]
インド・タミルナードゥ州都のチェンナイ。南インド伝統音楽(カルナータカ音楽)で演奏される打楽器・ムリダンガム職人を父に持つピーターは、映画スター・ヴィジャイの推し活に余念のない学生。ところがある日父の作ったムリダンガムを巨匠ヴェンブ・アイヤルが演奏するのを目の当たりにし、自分もその奏者になりたいという衝動が起きる。その瞬間から、それまでにあまり感じてはいなかったカーストによる差別、伝統音楽と映画・テレビ業界との軋轢、伝統芸能の生き残りと承継、世代間の意見の相違など、様々な障壁や困難がピーターに降りかかっていく。巨匠に弟子入りを直訴するも、身分を理由に門前払い。やっとの思いで入門を果たし、昔からの伝統に厳格な師匠との距離を徐々に縮めるも、兄弟子たちの嫌がらせや裏切り。ついに警察沙汰になり、破門になってしまう。息子の未来を案じる両親には、職人で生計を立てている以上演奏することなど望むなと釘を刺される。師匠も失い自分は無用の長物だと絶望するピーターに、ガールフレンドのサラはある言葉をかけ、ピーターの背中を押し出す…。

『響け! 情熱のムリダンガム』
[2018年/インド/タミル語/シネスコ/5.1ch/132分]
監督:ラージーヴ・メーナン
音楽:A.R.ラフマーン
出演:G.V.プラカーシュ・クマール、ネドゥムディ・ヴェーヌ、アパルナー・バーラムラリ、ヴィニート
原題:Sarvam Thaala Mayam/英題:Madras Beats
配給:テンドラル(南インド料理店 なんどり 映画部門)
(C)Mindscreen Cinemas

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