家なき子 希望の歌声 *「週末こども映画館」第7回選定作品/第6回「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品 過去の上映作品 [上映日程]1/9~22(休映:1/14、18) *土日は9時30分から吹替版にて上映/平日は字幕版にて上映します。こちらの上映時間は未定です “ さあ出発だ!幸せを探して運命の旅へ ”信じることの大切さ、無垢な夢の輝きを感じさせる、少年レミの波瀾万丈の物語世界中で感動を呼んだ名作児童文学を、本国フランスで完全映画化! [解説] たとえどんなに過酷な境遇に置かれても、明るい未来を信じて誠実にがんばれば、きっと幸せがやってくる。そんな普遍的なメッセージが人々の胸を打ち、世界中で愛されてきた19世紀フランス児童文学の名作「家なき子」。この作品をフランスで完全実写映画化したのが本作『家なき子 希望の歌声』。フランスの作家、エクトール・アンリ・マロが1878年に発表した原作は、日本でも3度にわたりアニメ化され、親しまれてきた。この物語を今回、現代にも共感を呼ぶ感動のドラマとして再生したのは、フランスの気鋭、アントワーヌ・ブロシエ監督。彼は、とくに物語における“心の絆”、“信じること、信じ合うことの大切さ”に着目。作品に深みをもたらすとともに、子ども時代のキラキラした夢やときめきを感じさせ、子どもたちはもちろん、大人の心をもがっちり掴む。また、レミに歌い手としての天賦の才を与えたことで、原作にはなかった音楽の力を存分に発揮。澄みきったレミの歌声と豊かな音楽性が、物語をよりドラマティックに彩っている。さらに、レミが幼少期を過ごした村や、一座と旅するフランスの美しい風景を壮大なロケーション撮影で表現。シネマスコープの大画面で堪能できることも大きな魅力だ。波瀾万丈の冒険にハラハラしつつ、人と人との心の通い合い、胸を締めつける別れと出会い、レミの奮闘と温かい結末には、きっと涙を誘われずにはいられないだろう。そして注目すべきは、まさに完璧と言うべきキャストの豪華さだ。ショッキングな事態に見舞われながらも前向きに歩んでいく少年レミには、オーディションで見いだされたマロム・パキン。レミを導くヴィタリスには、『愛と宿命の泉』『メルシィ!人生』のフランスを代表する俳優、ダニエル・オートゥイユ。レミの育ての親、バルブラン夫人には『スイミング・プール』のリュデュヴィーヌ・サニエ。レミの人生に影響を与えるハーパー夫人には、『ザ・ビーチ』のヴィルジニー・ルドワイヤン。少年時代を回想する老いたレミ役には、『ニュー・シネマ・パラダイス』のジャック・ペランがあたり、味わい深い演技を見せている。 [あらすじ] 11歳の少年レミは、田舎の農村で優しいママと貧しいながらも幸せに暮らしていた。ところがその家に、長い間パリへ出稼ぎに出ていたバルブランが帰ってきたところから、レミの運命が急変する。バルブランはレミに「お前は10年前にパリで、高級な産着にくるまれ捨てられていた赤ん坊だ」と告げ、旅回りの老芸人、ヴィタリスに売り飛ばしてしまう。だが、情の深い親方ヴィタリスに歌の才能を見いだされ、犬のカピ、猿のジョリクールと親交を深めながら、懸命に旅を続けるレミ。さまざまな出会いや困難が渦巻く冒険の果てに、レミを待ち受けていた運命とは……? 『家なき子 希望の歌声』 [2018年/フランス/フランス語/シネスコ/109分] 出演:ダニエル・オートゥイユ、マロム・パキン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、ジョナサン・ザッカイ、ジャック・ペラン、リュディヴィーヌ・サニエ 脚本・監督:アントワーヌ・ブロシエ 原題:Remi sans famille 配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 ◎公式サイト:ienakiko-movie.com 「週末こども映画館」とは… 中学生までの年代の子どもたちを対象とした上映企画です。この年代のうちに鑑賞して欲しい世界の名作映画を新旧問わず選定し、月に1本(今月は2本)、週末限定で(今回、平日は大人向けに字幕版で)上映する映劇オリジナルのプログラム。週末の午前中を子どもたちのために解放し、好奇心旺盛な元気いっぱいのこどもたちと、優れた映像作品との幸福な出合いの場をつくります。大人の皆様も楽しんで頂けるように、なるべくレギュラープログラムとの関連性はゆるやかにもたせつつ、こどもたちには「映画って楽しい!」というシンプルな感動から、世界の多様さが体感的に伝わるようなプログラム編成に努めます。上映はいつも週末の9時30分から(平日は異なります)。鑑賞料金は高校生以下500円。お子様連れの大人の方1名1,200円です。時々ワークショップをやったりゲストに素敵なお兄さんやお姉さんを呼んだりすることもあるかもしれません!? 映画館に行く機会がめっきり減ってしまった子育て世代の皆様、週末はちょっぴり早起きして、月に1本、お子様と劇場の大きなスクリーンで気兼ねなく映画を楽しみませんか?映画が終わる頃には街もにぎやか。そのままお子様と月イチの街ブラなんて、きっと楽しいと思います。 [注意事項] 一般の大人の皆様もご鑑賞頂けますが、笑い声や泣き声といった子どもたちの感情表現にご理解ください。 上映日程は予告なく変更になる場合もございます。ご鑑賞前にはHPかお電話で最新の上映日程をご確認の上お出かけください。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 音響ハウス Melody-Go-Round ばるぼら ピックアップ記事 現在上映中の作品 ふれる【11/8~14】*特別興行作品/「週末こども映画館」... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ECMレコード-サウンズ&サイレンス【11/1~14】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ【11/8~... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 ファースト・カウ *オープンダイアログ対象作品 過去の上映作品 花椒(ホアジャオ)の味 過去の上映作品 ライトハウス 過去の上映作品 くれなずめ *第5回オープンダイアローグ選定作品 過去の上映作品 Girl/ガール 過去の上映作品 精神0 過去の上映作品 蛇の道 過去の上映作品 特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」