幻の光【8/30~】*能登半島地震 輪島支援 特別上映

今後の上映作品
[上映日程]8/30~(休映:未定)

“ 輪島市の協力がなければ、映画は完成していなかった。今こそ映画を通して輪島市に恩返しを ”

能登の雄大な自然を背景に、ひとりの女性の「喪失と再生」を描いた是枝裕和監督の長編映画デビュー作。1995年の公開から29年の歳月を経て、デジタルリマスターにて今新たによみがえる。

[INTRODUCTION]
芥川賞作家・宮本輝の同名小説を原作とし、是枝裕和監督の長編映画デビュー作ともなった映画『幻の光』(1995)。石川県輪島市を舞台に「生と死」「喪失と再生」というテーマを、陰影深い映像に昇華させ、ヴェネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞(撮影に対して)を受賞。国内でも連日満席となる話題作となった。だが、公開から29年後の2024年元日。能登半島地震で輪島市は甚大な被害を受ける。「当時、新人たちの映画づくりは暗礁に乗り上げていた。輪島市の協力がなければ、映画は完成していなかった」と振り返るのは合津直枝プロデューサー。「今こそ映画を通して輪島市に恩返しを」とリバイバル上映を企画した。本プロジェクトは、デジタルリマスターで新たに再生した『幻の光』を全国で上映し、映画に残る<輪島の風景、生活、美しさ>を伝えようとするものである。また、収益から諸経費を除いた全額を輪島市に届け、1日も早い復旧復興を祈念する。

[STORY]
祖母が、そして夫が突然死へと旅立った。愛する人を次々と失った記憶と引きとめることができなかった悔恨を胸に秘め、ゆみ子は奥能登に嫁ぎ、新しい家族に囲まれて平穏な日々を送るが──。

『幻の光』
[1995年/日本/1.85:1/カラー/110分]G
出演:江角マキコ、浅野忠信、柏山剛毅、渡辺奈臣、吉野紗香、木内みどり、大杉漣、桜むつ子、赤井英和、市田ひろみ、寺田農、内藤剛志、柄本明
企画・プロデューサー:合津直枝
原作:宮本輝(「幻の光」新潮文庫)
監督:是枝裕和
協力:石川県輪島市
製作・配給:テレビマンユニオン/配給協力:プレイタイム
© 1995 TV MAN UNION

◎1995年ヴェネチア国際映画祭金のオゼッラ賞受賞(撮影に対して)

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
maborosi.online

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