ふたごのユーとミー 忘れられない夏 過去の上映作品 [上映日程]8/16~29(休映:8/19) “ 1999年——— ふたりの夏が、終わろうとしている。”一卵双生児のユーとミー。ふたりは生まれた時からずっと一緒。どんなことも、隠しごとなんてしたことない。でもあの夏だけは違ってた。彼がふたりの前に現れてから…。 [STORY] 中学生のユーとミー。ふたりは一卵性双生児の姉妹。生まれた時からずっと、どんなことでも一緒。隠し事ひとつなく、なんでもシェアしてきた。食べ放題のレストランだって、話題の恋愛映画だって、一人分の料金で二人分楽しんじゃう。ユーが苦手な数学の追試も、得意なミーが代わりに受けても誰も気づかない。ふたりに違いがあるとすれば、ミーの頬に小さなほくろがあることくらい。そんな絶対的信頼関係のふたりに、いつもとは何かが違う時間が流れはじめる。ハーフで色白、肩幅が広くて笑うと八重歯がのぞく素敵な男の子、同級生のマークが彼女たちの前に現れたからだ。1999年、世の中はY2K問題で世界が終わると大騒ぎしていた年。シェアすることのできない“初恋”という感情に揺れるユーとミー。二人の忘れられない夏が、まもなく終わりを告げようとしていた…。 [INTRODUCTION] この映画を観た観客の多くは、ふたごのユーとミーを一人の女優が演じていたことに驚きを隠せないだろう。その女優とは、本作がデビューのティティヤー・ジラポーンシン。プロデューサーが知人のインスタに載せていた写真を偶然見つけて大抜擢した逸材だ。ユーとミーの心を奪う誠実な少年マークを演じたアンソニー・ブイサレートも、本作が映画初出演。ベルギーとタイの両親を持つハーフで、包容力のある優しさは、ユーとミーならずとも魅了されるに違いない。 監督は本作が長編映画デビューとなる、ワンウェーウ・ホンウィワットとウェーウワン・ホンウィワットの二人。彼女たち自身も一卵性双生児の姉妹。歳の離れた姉妹とも、同い歳の女友達とも違う、双子の姉妹だからこそ感じる繊細な感情を、ユーとミーを通して見事に描いている。また、プロデューサーに『女神の継承』などの監督で知られるバンジョン・ピサンタナクーンが名を連ねているのも話題。彼が自分以外の監督のプロデュースを手がけるのは本作が初めて。製作・配給を手掛けるのは、タイ版A24と言われる “GTH”。ホラー映画を得意とするが、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』『ハッピー・オールド・イヤー』などのアート作品も製作。また日本の『BLUE GIANT』やA24の『パストライブス/再会』などの外国映画のタイ配給にも取り組んでいる。 『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』 [2023年/タイ/タイ語/1.85:1/5.1ch/122分] 出演:ティティヤー・ジラポーンシン、アンソニー・ブイサレート 監督・脚本:ワンウェーウ & ウェーウワン・ホンウィワット姉妹 プロデューサー:バンジョン・ピサンタナクーン 配給・宣伝:リアリーライクフィルムズ 配給協力:FLICKK [鑑賞料金] 「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,500円/その他通常通り [上映時間] [公式サイト] reallylikefilms.com/futago 週末こども映画館について Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 チャーリー プロミスト・ランド ピックアップ記事 現在上映中の作品 エフィ・ブリースト【12/20~28】*ライナー・ヴェルナー... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 フード・インク ポスト・コロナ【12/20~30】*12月の... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 自由の暴力 デジタルリマスター版 【12/20~29】*ライ... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 太陽 過去の上映作品 母へ捧げる僕たちのアリア *「週末こども映画館」対象作品/「... 過去の上映作品 ぼくの名前はズッキーニ 過去の上映作品 恋するピアニスト フジコ・ヘミング 過去の上映作品 寝ても覚めても 過去の上映作品 ウルリケ・オッティンガー「ベルリン三部作」 過去の上映作品 夜明けのすべて *うえだ子どもシネマクラブ上映作品 過去の上映作品 ワース 命の値段