ある一生 過去の上映作品 [上映日程]8/9~22(休映:8/13、19~21) “ 激動の20世紀、不条理な運命に翻弄された80年———。 それでも、彼は幸せだった。 ”世界40言語で翻訳、160万部以上発行されたベストセラーの映画化! [STORY] 激動の20世紀、アルプスに生きた名もなき男の愛と幸福に満ちた一生 1900年頃のオーストリア・アルプス。孤児の少年アンドレアス・エッガーは渓谷に住む、遠い親戚クランツシュトッカーの農場にやってきた。しかし、農場主にとって、孤児は安価な働き手に過ぎず、虐げられた彼にとっての心の支えは老婆のアーンルだけだった。彼女が亡くなると、成長したエッガーを引き留めるものは何もなく、農場を出て、日雇い労働者として生計を立てる。その後、渓谷に電気と観光客をもたらすロープウェーの建設作業員になると、最愛の人マリーと出会い、山奥の木造小屋で充実した結婚生活を送り始める。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった・・・。第二次世界大戦が勃発し、エッガーも戦地に召集されたもののソ連軍の捕虜となり、何年も経ってから、ようやく谷に戻ることができた。そして、時代は過ぎ、観光客で溢れた渓谷で、人生の終焉を迎えたエッガーは過去の出来事がフラッシュバックし、生涯を共にしたアルプスの光景を眼前に立ち尽くす──。 [INTRODUCTION] 原作であるローベルト・ゼーターラーの同名小説(新潮クレスト・ブックス)は、世界40ヵ国以上で翻訳され160万部以上発行、ブッカー賞最終候補にもなった作品である。“世紀の小説”“小さな文学の奇跡”などと評された原作を忠実に、かつ美しい情景と共に視覚的に見事に映画化した本作は、激動の20世紀の中、80年にわたって暴力、戦争、貧困に耐えなければならなかったアンドレアス・エッガーの孤独な苦難の人生を描いている。しかし、そんな名もなき男の人生の中にも幸福な瞬間と大きな愛があり、エッガーは自分の人生を受け入れ、無骨に生き抜いていく。 『ある一生』 [2023年/ドイツ=オーストリア/ドイツ語/シネスコサイズ/115分]G 監督:ハンス・シュタインビッヒラー 脚本:ウルリッヒ・リマー 出演:シュテファン・ゴルスキー、アウグスト・ツィルナー、アンドレアス・ルスト、ユリア・フランツ・リヒター 原題:Ein Ganzes Leben/英題:A Whole Life 原作:「ある一生」ローベルト・ゼーターラー著、浅井晶子訳(新潮クレスト・ブックス) 配給:アット エンタテインメント ©2023 EPO Film Wien/ TOBIS Filmproduktion München [上映時間] [公式サイト] awholelife-movie.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ 大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜 ピックアップ記事 現在上映中の作品 オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版【12/20~3... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 江里はみんなと生きていく【12/27~30】*UDCast対... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 フード・インク ポスト・コロナ【12/20~30】*12月の... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 没後40年 セロニアス・モンクの世界 過去の上映作品 ピエール・エテックス レトロスペクティブ *「週末こども映画... 過去の上映作品 菊とギロチン 過去の上映作品 アウシュヴィッツのチャンピオン 過去の上映作品 少女ムシェット 過去の上映作品 空に聞く 過去の上映作品 アナザーラウンド 過去の上映作品 お百姓さんになりたい【1/13~17】